軽くてコンパクトでメガネのようなVRグラスなら持ち歩きも苦じゃないね

Facebookのメタバース参入であらためて視線が注がれているVR。ひと昔前と比べるとかなりポピュラーな存在になっているものの、なかなか普及しない理由のひとつに、視聴に使う専用デバイスの問題があるのではないでしょうか。

正直なところ、現在市場に出ているVRゴーグルやヘッドセットの多くは“大きい・重い・装着しにくい”の三重苦。動画やゲームを短時間楽しむ程度なら問題ないけど、映画やライブを長時間楽しむにはちょっとツライものがあります。

そんな中、気になるプロダクトがこの秋登場。これまで数々のハイエンドなVRヘッドセットを手がけてきたHTCが11月18日発売予定の「VIVE Flow(ヴァイヴフロー)」(型番:99HASV006-00、5万9990円)は、同社としても初となるメガネ型の軽やかなVRグラス。折りたたみ可能なコンパクト設計と、200gを切る軽さが自慢です。

「VIVE Flow」は、快適な装着感と優れたグラフィック性能の両立を目指して開発されたVRグラスです。

189gという本体重量はVR視聴用デバイスとしては驚くべき軽さですが、さらに独自開発の二段階ヒンジ採用のおかげでテンプル部分を内側に折りたたむことも可能。コンパクトに折りたためるから、寝室やリビング、屋外など、いつでも好きな場所でVR体験ができます。

搭載する液晶パネルは2.1インチLCDで、解像度は片目あたり1600×1600で左右合計3.2K。リフレッシュレートは75Hzで視野角は最大100°、2個のカメラによるインサイドアウト形式の6DoFトラッキングに対応しています。

また本体そのものに、左右のレンズの焦点距離を補整できる簡易視覚サポート機能を搭載しているので、軽度の近眼であればある程度調整することが可能。さらに肌に直接触れるフェイスクッションとテンプルパッドは交換できるため、衛生面が気になる人も安心です。

対応機種はAndroid P以降で、USB Type-C、Wi-Fi、Bluetooth 5.0を介してスマホと接続。専用コントローラは付属せず、代わりに手持ちのスマホを用いて操作するようになっており、Miracastを使えばスマホアプリをVRの大画面で楽しむことも可能です。 本体に4GBメモリと64GBストレージを搭載、スタンドアロンでも稼働させることができますが、稼働にはモバイルバッテリーなどの外部電源が必要となります。

独自開発の二段階ヒンジが快適なフィット感をもたらし、さらに目の健康に配慮したブルーライトフィルターも備えるので、就寝前のリラクゼーションやマインドフルネス、さらにはヨガなどのアクティビティにもぴったり。耳元近くには空間オーディオ対応のステレオスピーカーも搭載するので、音楽ライブを迫力の大画面とサウンドで楽しみたい人にもよさそうです。

なおこの「VIVE Flow」の発売と同時に、Psychic VR Lab によるVR/AR/MRクリエイティブプラットフォーム“STYLY”のVIVE Flow向けモバイル版がリリースされる予定。コンセプチュアルなショップやインスタレーション、 ギャラリーなどアーティスティックなVR体験を、これまで以上に手軽に体験できるようになるそう。

また電源ハブケーブルやフェイスクッション、携帯用ケースなどの専用アクセサリーも12月上旬以降発売予定となっています。

>> HTC「VIVE Flow」

<文/&GP>

 

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