Strategy Analyticsがスマートフォンの画面のアスペクト比および解像度に関するレポートを公開しました。
今後もより細長く、かつ高解像になるようですが、4K解像度の普及は当面ないようです。
細長くなる傾向が続くアスペクト比
まず画面のアスペクト比(縦横比)について、これまでの推移および今後の予測を見ると、よりスマートフォンが細長くなる傾向が今後も続くことがわかります。
2016年から2017年頃には圧倒的に多かった16:9というアスペクト比は時間とともに急速にシェアを落とし、変わって18:9や19:9といった細長い形状の画面が増えています。
現在は19:9が最も主流のアスペクト比ですが、今後はさらに細長い20:9のものがシェアを伸ばすという予測です。
iPhone13シリーズのアスペクト比は19.5:9であり、まさにこのトレンドに乗ったものとなっています。
一方、最近発表されたバルミューダのBALMUDA Phoneは16:9のアスペクト比であり、希有な存在であるといえるでしょう。
シェアは低いものの最も急速に成長しているのは横にも長い折りたたみスマートフォンのアスペクト比であり、このタイプのスマートフォンの人気が過熱すると予測が大きく変わるかもしれません。
高解像度化が進むが4Kは当面普及せず
解像度に関しても、今後さらに高解像度化が進むようです。
これは、動画などのメディアやゲームをスマートフォンで利用する機会が増えたことで、より高い解像度で大画面のものが好まれるようになったためとStrategy Analyticsは考えています。
ただ、今後も順調にシェアを伸ばすのはFHDおよびFHD+のものであり、2K/2K+/4K/4K+といったさらに解像度が高いものは、2026年頃になってもHD/HD+よりもシェアが低いとされています。
Source: Strategy Analytics
Photo: ぱくたそ
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-421881/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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