2021年第3四半期(7月~9月)における、西ヨーロッパタブレット市場の出荷台数の統計が発表されました。
市場全体が落ち込むなか、AppleのiPadが一人勝ちとなっています。
前年同期比33%の成長で一人勝ちのApple
調査会社のCanalysによると、2021年第3四半期における西ヨーロッパタブレット市場で、Appleは前年同期比33%増を記録しトップシェアとなっています。
Appleの好調についてCanalysは2つの要因を挙げています。
1つ目は年間を通じて新しいiPadをリリースし続けている点で、これにより消費者の需要を喚起しています。
また供給面でも、垂直統合型のサプライチェーンを採用することで、世界的な部品不足にもかかわらず影響を他社に比べて抑えているとのことです。
Samsungは53%の大幅減
一方、ほかの上位5社を見ると、軒並み2桁の出荷台数減少を記録しています。
特にSamsungは前年同期比53%減と、最も大きく出荷台数を減少させました。
2021年第3四半期における西ヨーロッパのタブレット市場全体としても、前年同期比20%減の690万台という出荷台数でした。
これは、2020年第3四半期はPCが不足した影響でタブレットがよく売れたのに対し、今年はすでに消費者へ浸透しきっていることから反動で出荷台数が大きく減少したためとCanalysは考えています。
Source: Canalys via 9to5Mac
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-423321/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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