冬のアウトドア用フットウエアに求める性能は、「防寒性」「防水性」「滑りにくさ」「脱ぎ履きのしやすさ」といったところ。「それって釣りブランドが得意なんじゃない?」というわけで、ダイワが2021年冬にリリースしたばかりのウィンターフィッシングシューズ「DS-2350W-H」に注目。その実力をキャンプ好きスタイリストの宇田川雄一さんとチェックしました。
宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。
▲保温性や簡易防水性を確保しつつスマートな仕上がりの「DS-2350W-H」(1万4900円)。カラー:グレー(写真)、ブラック、サイズ25〜29cm(1cm刻み、ブラックのみ24cm〜)
&GP:冬キャン向けのシューズの中では、「DS-2350W-H」は比較的スマートなシルエットに仕上がっています。いかにも歩きやすそうなデザインって気がしませんか?
宇田川さん:「釣りは歩行性能も大事なようで、機能を保温性のみに全振りしていないんです。少量でもしっかりと暖かい3M社の高機能断熱性インサレーション素材のシンサレートを適度に使うことで、保温性と歩きやすさのバランスが絶妙なんです」
▲フィット感は面ファスナー式と、バックル式の2本のテープでしっかりと調整可能
宇田川さん:「シルエットもぼてっとしていないし、アッパー素材はインビスタ社のコーデュラなので、キャンプ使いに必須な耐久性もかなり期待できます」
▲足入れをする際は、テープアジャスターを開放し、かかとのループを引くとスムーズ
&GP:厚手のソックスを履くこともあるウインターブーツは、サイズ選びが悩ましいです。
宇田川さん:「日本人の足に合ったラストを使用しているそうで、自分の場合、普段履きのスニーカーと同じでジャストサイズでした。ですが、フットウエアのサイズはデリケートなので、購入の際はフィッティングすることをおすすめします」
▲インナーには保温性に優れ肌触りの良いボア生地を使用
&GP:キャンプで使うには、脱ぎ履きのしやすさも気になります。
宇田川さん:「それはファスナーつきのテープアジャスターを外せば開口部が大きく開くので大丈夫。スムースに脱ぎ履きできますよ」
宇田川さん:「テープアジャスターはつかみやすいし、グローブをしたまままでもストレスなくサイズ調整ができました」
▲アウトソールには、『キュービックラジアルソール』を採用。立体構造のオリジナルパターンが地面捉え高いグリップ力を実現
&GP:最後になりましたが、ソールの出来はどうですか?
宇田川さん:「ソールの完成度はさすがフィッシングブランド。高さの異なる立体的なノブを配列することでしっかりとグリップしてくれます。これなら雨のキャンプでも快適に過せそうですね」
>> DAIWA「DS-2350W-H/DS-2650W-H」
<取材・文/杉山元洋 写真/田口陽介>
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/422720/
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