Appleの音響部門バイスプレジデント(VP)で、AirPodsの設計に深く関与している人物が、AirPodsとBluetoothの限界について語りました。
音響担当者がAirPodsについて語る
Appleの音響部門でVPを務めるギャリー・ギーブス氏、そしてプロダクト・マーケティング部門のエリック・トレスキ氏が、What HiFiのインタビューにおいて、AirPodsに語っています。
ギーブス氏は、空間オーディオやアダプティブイコライゼーション(EQ)といったAirPodsで導入されている技術について語る一方、Bluetoothが開発上の大きな障壁となっていることを示唆する発言をしました。
帯域幅がもっとあればうれしい
インタビューにおいて、AirPodsの音質を向上させるうえで、Bluetoothが壁になっていないか、と尋ねられたギーブス氏は、同技術を直接批判することは避けつつも、Bluetooth技術の制限のなかで可能な限り音をよくする努力をしていると語りました。同時に帯域幅がもっとあればうれしい、とも述べています。
このギーブス氏の発言からWhat HiFiは、AppleはBluetoothによる制限を打破する計画を持っているのではないかと推測、2つの可能性を挙げています。
ひとつはQualcommが9月に発表したばかりの高音質コーデックaptX Lossless(BluetoothでCDクオリティの44.1kHz/16bitロスレスオーディオを提供可能)の採用です。しかし同メディアはAppleが独自技術によってBluetoothの限界を超える可能性もあると記しています。
Source:What HiFi via 9to5Mac
Photo:Apple
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-430012/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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