刻み海苔より個人情報保護!? たしかに手軽なシュレッダーとして使えるよね

ネット通販の伝票やダイレクトメール、個人情報満載の送り状や封筒を捨てる際の処理ってどうしてますか？　そのまま捨てるのは流石に不安ですし、出来ればなるべくラクな方法で処理したいところ。

そんなときに便利な製品がアーネストから発売中のハサミ型シュレッダー「秘密を守りきります！」シリーズ。このたび従来品に比べて30％の軽量化した「秘密を守りきります！ライト」（1320円）が発売されました。

「秘密を守りきります！ライト」は3mm間隔で並んだ5つの刃を持ったハサミ。使い方は簡単で、住所氏名などの個人情報が書かれた箇所に対して、縦方向と横方向にハサミを入れることで3mm角の細かい紙片にできるという製品です。

刃の部分は適度に肉抜きされており、これにより従来品と比べて30％の軽量化を実現。本体が軽くなったことで手が疲れにくくなり、女性やお年寄りの方でもより使いやすく進化しています。

サイズも長さ19×幅7×厚み2cmとコンパクト。ペンスタンドなどに入れておきやすく、使いたいときにサッと取り出しやすいところもポイントです。

今となってはシリーズ累計100万本販売している「秘密を守りきります！」ですが、実はこの製品には知られざる黒歴史があります。というのも、もともとはそばなどにかける刻み海苔を板海苔から簡単に作れるハサミとして開発されたものだったのです。

そのマニアックすぎる用途からか、発売当初の年間売上本数は7000本と振るわず廃盤間近のアイテムでした。そんなときにある取引先から簡易的なシュレッダーとして使っているというアイデアを聞き、ほぼ基本設計は変えずにハサミ型シュレッダーとして発売、ヒット商品となったのです。

中身を変えず見せ方を変えただけでヒット商品になったという、ビジネスマンにとっては興味深いエピソードを持つアイテムの改良版。サクセスストーリーに思いを馳せながら、ちまちま個人情報を切り続けてみるのも一興です。

＜文／&GP＞

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