人気動画共有アプリTikTokの運営会社は1月26日、インフルエンサーに金銭を支払い、フォロワーをTikTokに誘導する投稿を依頼していたことを正式に認め、公式ページに謝罪文を掲載しました。
ステマ騒動を認め謝罪
TikTokを運営するByteDanceの日本法人は1月26日、日本版TikTokの公式ページに「TikTokコンテンツをTwitterインフルエンサーに対価を支払って投稿依頼していた件に関するお詫び」と題する謝罪文を掲載しました。
読売新聞等の国内大手メディアは1月24日、TikTok運営法人が一部のTwitterユーザーに対して対価を支払い、TikTok動画の拡散を依頼するステルスマーケティング(ステマ)を行ったと報じています。
謝罪文によると、ByteDance日本法人は2019年7月から2021年12月末まで、のべ20名のインフルエンサーに対価を支払い、動画の投稿を依頼していました。ByteDanceの担当者は、広告表記の必要性を認識していなかった模様です。
また、インフルエンサーに接触する際に、身分開示に誤解を招く対応があったと言及しており、担当者がTikTok関係者であることを明示せずに投稿を依頼していた可能性があります。
なお、依頼を受けてステルスマーケティングに協力したインフルエンサーのアカウント名等は明らかにされず、具体的な投稿内容や、TikTokの動画に誘導されたTwitterユーザーの数等の詳細は不明です。
ByteDance日本法人は、組織体制の見直し等により再発防止に取り組むと表明し、公式Twitterにおいて謝罪文の掲載を周知するツイートを投稿しました。
TikTokコンテンツをTwitterインフルエンサーに対価を支払って投稿依頼していた件に関するお詫び。https://t.co/eU4dc41tAv
— TikTok Japan【公式】ティックトック (@tiktok_japan) January 25, 2022
Source:TikTok公式ページ
Photo:Solen Feyissa / Flickr
(seng)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-434908/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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