現地時間2月2日、2021年にFacebookから社名変更を行ったMetaは、2021年度第4四半期決算を発表しました。予想を下回る内容だったことからMetaの株価が20%以上暴落し、時価総額約27兆円が失われました。
Metaの株価が暴落
Metaは現地時間2月2日、2021年度第4四半期(10月~12月)決算および年度決算を発表しました。第4四半期決算において、売上は前年同期(2020年10月~12月)比20%増の336億ドル(約3.8兆円)でしたが、純利益は8%減の102億ドル(約1.1兆円)でした。
また、Facebookのデイリーアクティブユーザー数が初めて減少し、2021年第3四半期比100万人減の19億2,900万人となりました。
Metaは2022年の業績予想において、ネガティブ要因としてAppleのiOSに言及しており、iOS14.5から導入された「アプリのトラッキングの透明性」(ATT)がMetaの収益に悪影響を与えていることが明らかになりました。
米大手メディアのThe New York Timesによると、MetaはATTにより2022年度収益が100億ドル(約1.1兆円)減少する可能性があると表明しています。
決算発表を受け、現地時間2月3日(木)の株式市場ではMetaの株価が前日比26%の暴落を記録しており、CNNによると時価総額2,400億ドル(約27.6兆円)が1日で消失しています。
なお、現地時間2月4日(金)も株価が回復せず、2月2日の株価(約320ドル)と比べ大幅に安い約237ドルで取引を終了しました。
Source:Meta, The New York Times, CNN
Photo:Meta(PDF)
(seng)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-436517/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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