NVIDIAの最高経営責任者(CEO)であるジェンスン・ファン氏が、ARMの買収断念後も同社の事業計画に変更はないと明言しました。
ARMを完全に統合する予定は無かった
VentureBeatとのインタビューでファン氏が、NVIDIAはARMと20年間にわたるライセンス契約を今後も継続、CPU、GPU、データ処理ユニット(DPU)などに活用するとし、買収断念後も同社のロードマップに変更はないと回答しました。
ファン氏はその理由について、ARMを買収した場合も同社をNVIDIAに統合する予定はなかったとし、現状でも製品開発計画における両社の関係性に悪影響を及ぼすことはないと説明しています。
ファン氏は、NVIDIAによるARM買収が競合他社に悪影響を与えることはなったということを、統合する予定はなかったとのコメントに込めたのかもしれません。
必要に応じ、RISC-Vも採用
NVIDIAの製品開発において、x86、ARM、RISC-Vから状況に応じて最適なものを選択するとファン氏は述べています。
VentureBeatのRISC-V採用の可能性に関する質問に対してファン氏は、GPUの一部領域にRISC-Vのプログラマブルエンジンを使っているとし、同アーキテクチャに限らず、必要に応じてARMやx86も用いると回答しています。
Source:VentureBeat via Wccftech
Photo:NVIDIA/YouTube
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-439657/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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