海外メディアは現地時間2月24日、航空機の位置を表示するフライトトラッキングサイト等で、民間航空機がウクライナ上空を避けている様子が閲覧できると報じました。
ウクライナ上空には民間航空機なし
CNNは現地時間2月24日、フライトトラッキングサイトでウクライナ上空やロシア西部上空を民間航空機が避けている様子が閲覧できると報じました。
ロシア軍はミサイル等によりウクライナ軍や空港等を攻撃していると言われており、周辺地域上空では民間機の飛行が制限されています。
Flightradar24などのフライトトラッキングサイトでは、多くの航空機が往来する欧州において、ウクライナおよび周辺国上空だけは航空機が表示されない状態となっています。民間航空機は飛行制限の対象地域を避けて、大きく迂回するルートで飛行している模様です。
なお、フライトトラッキングサイトでは航空機が発信するADS-B電波を利用して航空機の位置を確認するため、一部の軍用機等のADS-B電波を発信しない航空機は表示されません。
ウクライナ東部で紛争が発生した2014年には、上空を通過していたマレーシア航空17便が撃墜され、298人が死亡する事件が発生しました。
なお日本政府は2月23日、ロシアからのサイバー攻撃を警戒してセキュリティ対策を強化するよう注意喚起を行っています。
Source:CNN, Flightradar24
(seng)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-440454/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
Amazonベストセラー
Now loading...