日本における全音楽売上げのうち、配信での売上げが2021年に初めて3割を超えたことが分かりました。
配信のなかでも特にストリーミングによる売上げが大きく伸びています。
3割を超えた配信での音楽売上げ
日本レコード協会によると、2021年の国内でのダウンロードおよびストリーミングを含めた音楽配信の売上げは895億円でした。
800億円を超えたのは2010年(860億円)以来です。
また、2021年の国内音楽配信売上げが全音楽売上げに占める割合は32%と、初めて3割を超えました。
CDやDVD、ブルーレイなどの音楽ソフトの生産額は1,936億円でした。
2021年の国内全音楽売上げは2,832億円と2018年以来3年ぶりのプラス成長です。
ストリーミングが大きく成長、ダウンロードは衰退
音楽配信のなかでもサブスクリプション型のストリーミングによる配信が前年比126%の744億円と大きく伸びました。
これに対し、ダウンロード型は141億円に過ぎず、サブスクリプション型の市場は音楽配信の83.1%を占めています。
ダウンロード型の音楽配信は減少の一途をたどっており、10年前には404億円の売上げがありましたが、2021年には141億円に落ち込んでいます。
一方、ストリーミング型の音楽配信の売上げは2021年の10億円から約74倍に増加しました。
日本におけるストリーミング型音楽配信のサービスごとのシェアは不明ですが、世界全体では2021年第2四半期(4月~6月)にSpofityが首位、Apple Musicが2位というデータがあります。
Source: 一般社団法人日本レコード協会 via Phile Web
Photo: Pixabay
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-442565/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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