聞こえの悩みの解決策となる補聴器は、近年技術の発達で性能が格段にアップしています。また、ユーザーが自分で調整できるタイプも珍しくなくなっています。
このほどクラウドファンディングサイトIndiegogoに登場した「Olive Max」もそうした最先端の技術を搭載していて、補聴器とイヤホンの機能を併せ持っています。
設定は5分
米食品医薬品局のクラス2補聴器の承認を受けているOlive Maxはフック型の2-in-1の補聴器兼ワイヤレスイヤホンで、聞こえをサポートするアダプティブヒアリングエイド機能を備えています。
開発元によると、軽度〜重度の難聴を抱える人向けで、専用アプリでヒアリングのテストをして使えるようになります。ユーザーがどういう音の聞こえが得意でないのかなどを確認して聞こえ方を調整するというもので、設定所要時間はわずか5分ほどとのことです。
声と騒音を区別
Olive Maxの最大の特徴は、周囲の音に応じて聞こえを調整できる機能です。搭載する人工知能が人の声と騒音を正確に区別し、自動で騒音を抑えて会話を聞こえやすくします。
この機能は前モデルOlive Proから大幅に改善されていて、ボリュームは150%アップアッアップしています。
最大18時間駆動
そしてスマホなどと連携させて、音楽を聴いたり、通話したりと通常のワイヤレスイヤホンとしても機能します。
フル充電時の駆動時間は8時間で、チャージングケースを使えば最大18時間となります。
Olive Maxは現在Indiegogoでプレオーダーを受け付けていて、本稿執筆時点の出資額は299ドル(約3万7000円)〜となっています。出資期限は5月5日、発送は今年11月が予定されています。
- Original:https://techable.jp/archives/176565
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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