2022年第1四半期(1月~3月)のスマートフォン出荷台数は前年同期比11%減になったとの調査結果が発表されました。
そのなかでAppleは比較的好調であり、iPhoneの出荷台数シェアを前年同期比で3%ポイント伸ばしています。
3%ポイントシェアを伸ばして2位の座を維持したApple
調査会社のCanalysによると、2022年第1四半期のスマートフォン市場においてAppleは前年同期比で3%ポイントシェアを伸ばし、2位の座を維持しました。
メーカー | 2021Q1のシェア | 2022Q1のシェア | |
---|---|---|---|
Samsung | 22% | 24% | |
Apple | 15% | 18% | |
Xiaomi | 14% | 13% | |
OPPO | 11% | 10% | |
vivo | 10% | 8% | |
その他 | 28% | 27% |
AppleはiPhone13シリーズの販売が依然として好調だったとのことです。
iPhone SE(第3世代)については不調も伝えられていますが、Canalysはこの機種がAppleにとってミドルレンジ市場での販売台数を伸ばす源になると考えています。
他メーカーについては、Samsungがシェアを伸ばした一方、Xiaomiなどの中国メーカーは自国市場の減速によりシェアを落としました。
市場全体は11%減も部品不足が早期に改善見込み?
2022年第1四半期のスマートフォン市場全体は11%出荷台数が減少しました。
今後についてもロシアとウクライナの戦争、中国のロックダウン、インフレの可能性といった不確実性の高い要素があり、各メーカーは新たなチャンスやリスクに迅速に対応する体制を取る必要があるとのことです。
ただ、Canalysは部品不足が予想よりも早く改善されるかもしれないとしており、このことがスマートフォンの製造にかかるコストの上昇を緩和させる可能性があります。
Source: Canalys via AppleInsider
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-450840/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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