TIME 100 Summitに登壇したAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、Appleのオフィス復帰の方針について、どのようなやり方が最も良いのかまだ模索している、と述べました。これまで対面での業務を重視する態度を貫いていたAppleですが、一転譲歩する姿勢を見せています。
オフィス復帰の方針をめぐって従業員から反感
TIME100コミュニティからリーダーを招き、より良い世界に向けた解決策にスポットライトを当て、行動を促すことを目的とするTIME 100 Summitに登壇したAppleのクックCEOは、オフィス復帰の計画に関して、「今大きな実験の最中にあり、答えはまだわからない」とコメントしました。「試験的実施を通して、2つの世界(対面とリモート)との間で最も成果が得られるやり方を模索している」
Appleはこれまで幾度もオフィス復帰のタイミングを延期してきましたが、4月からは従業員に最低週1日、5月からは最低週3日の実地での業務を従業員に要請しており、一部のスタッフから反感を買っていました。
最初はたいてい間違うもの
ハイブリッドな勤務形態について、「はじめはたいてい間違うものだから、軌道修正していかなければならない」とクックCEOは続けています。
クックCEOは、セレンディピティの観点から対面での業務を重視しているといわれていますが、オンラインでのインタラクションについて「劣っているわけではなく、異なる」と述べており、リモートワークに一定の価値を見出しているようです。
Source:AppleInsider
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-461402/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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