台湾メディアDigiTimesが、iPhone14シリーズのカメラ用レンズを供給する見通しのLargan Precision(大立光)とGenius Electronic Optical(GSEO:玉晶光)が、仮想現実(VR)ヘッドセット用レンズなど、スマホ向けレンズ以外のビジネス拡大を計画、製品開発を進めていると報じました。
Largan Precision、車載用カメラ市場向けに子会社設立
Largan Precisionは、VRヘッドセット用レンズモジュールの開発を開始したようです。
Largan Precisionは、Appleの拡張現実(AR)ヘッドセット用レンズと、iPhone14 Proシリーズのカメラ用レンズを開発しているとアナリストのミンチー・クオ氏が伝えていました。
同社は車載用カメラ市場向けに2021年第4四半期(10月〜12月)に、子会社となるLargan Industrial Opticsを設立しました。
iPhone用など、スマホ用レンズの素材はプラスチックなのに対し、Largan Industrial Opticsが製造する車載用カメラ向けレンズはガラス製です。
GSEO、ヘッドセット用レンズモジュール供給について協議中
GSEOの最高経営責任者(CEO)であるリー・クオ氏は、VRヘッドセット用レンズモジュールの供給について見込み顧客と協議していると述べています。
同社は今後、AR/VRヘッドセット用レンズモジュール製造設備に投資し、3年後に同製品の売上比率を現在の10%から30%に拡大することを計画しています。
Source:DigiTimes
Photo:Appledsign/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-467031/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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