VISITS Technologies株式会社は、企業の意思決定をDXするAI搭載型アンケートツール「VISITS forms」の提供を開始しました。
意思決定の遅延・偏りなどが課題
企業における意思決定のスピードと精度は、企業成長に重要な要素。しかし、多くの意見を聞きすぎてまとまらなかったり、逆に一部の人の意見だけで意思決定がなされたりと、スピードと精度に課題を持つ企業もあるといいます。
そこで同社は、AIと独自特許技術のCI技術(コンセンサス・インテリジェンス技術)により、意思決定の高速化・高度化を支援する「VISITS forms」を開発しました。
AIで全体像を可視化、精度向上に資する機能も
「VISITS forms」では、業務改善・組織変革・事業戦略などにおける経営課題を解決するための豊富な回答テンプレートを用意しています。
それらを通じて集まった多くの意見をAIで解析し、意見の類似性をもとに回答の全体像を可視化。意見を取りまとめる負担を低減し、スピーディーな集計・分析を実現します。
また、独自のノイズキャンセリング技術によって不正回答を自動検出したり、評価の甘辛調整機能で評価者によって異なる評価基準を調整したりと、より高精度な分析ができるのもポイントでしょう。
日米で特許を取得したCI技術
「VISITS forms」で注目したいのがCI技術。これは、アイデアや知見などの価値を客観的に定量化する独自技術で、日米で特許を取得しています。
このCI技術により、AIが可視化した全体像のなかから“特に重要な意見”を自動抽出できるようです。抽出した意見には、信頼度スコアが付与されているため、意思決定の判断材料として活用しやすいでしょう。
CI技術を活用したツールの実績を踏まえて
同社はこれまでも、CI技術を活用したツールを提供してきました。
たとえば、事業の本質的な課題とソリューションを抽出する「Consulting Cloud」。CI技術によって新規事業アイデアに潜む事業リスクの洗い出しや既存事業における課題・ソリューションを抽出します。
また、アイデア創出クラウド「ideagram(アイデアグラム)」もそのひとつ。オンラインセッションを通じて広くアイデアを収集し、CI技術によりニーズ予測・新規性・実現可能性を加味して各アイデアの価値を数値化することで、イノベーションにつながるアイデアを創出します。
この2つのツールは、大手企業にて250案件におよぶ検証実績を積みました。それを踏まえ、誰でも使えるSaaSシステムとして開発されたのが「VISITS forms」です。
ちなみにCI技術開発には、トヨタをはじめVISA・マイクロソフト・三井住友銀行・内閣府などそうそうたる企業・団体が研究パートナーとして参画しています。
PR TIMES(1)(2)
VISITS Technologies株式会社(1)(2)
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/182139
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
Amazonベストセラー
Now loading...