MediaTekが、同社製システム・オン・チップ(SoC)として初めて5Gミリ波に対応する、「Dimensity 1050」の提供を開始しました。同社製品を採用することが多い中国メーカー製スマホにおいて、5Gミリ波対応モデルが増加すると予想されます。
MediaTek 、主要顧客の動向を見極め
Dimensity 1050は、TSMCの6nmプロセスで製造されます。
DigiTimesは、このタイミングでMediaTekが5Gミリ波対応チップを市場に投入した理由について、技術的な問題や開発力不足ではなく、市場環境動向を見極めていたためと推察しています。
また、MediaTekの主要顧客は中国のスマホメーカーであることも、iPhone用5Gモデムを供給中のQualcommとは状況が異なると、同メディアは伝えています。
5Gミリ波対応スマホの市場見通し
DigiTimesによれば、中国のスマホメーカーでは、Motorolaブランドを有するLenovoが5Gミリ波モデルへの関心が高いとのことです。
5Gミリ波対応スマホの市場見通しについてDigiTimesは、2022年の市場規模が約8,260万台で、2023年には9,400万台まで増加すると述べています。
Source:DigiTimes, MediaTek
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-470426/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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