初めて手にするスマートフォンを興味深そうに操作しているのは人間ではありません。猿にスマートフォンを手渡した動画が、Twitterで話題を集めています。
手慣れた様子でスマホを操作
スマートフォンを渡された小猿たちが、慣れた手付きでディスプレイをタップしスクロールしている動画は、わずか9秒ほどながら20万回近くも再生されています。
Craze Of Social Media pic.twitter.com/UiLboQLD32
— Queen Of Himachal (@himachal_queen) July 10, 2022
真剣に画面を見つめていたところを、後ろから小猿に窘(たしな)められて正気に返ったような表情をする年配の猿の姿は微笑ましくもあります。この動画を投稿したツイート主は“Craze Of Social Media(ソーシャルメディアの狂気)”とコメントしており、スマートフォンの前では人間も猿も変わらないことを皮肉っています。
なお、以前にもiPhoneを巧みに操作してInstagramを楽しむチンパンジーの様子が大きな話題となりました。
本当に凄いのは猿ではなくスマホ?
とはいえ、iPhoneのニュースに日々携わっている筆者としては、デバイスを操る猿の高い知能よりも、猿でさえも直感的に操作できるスマートフォンやアプリのユーザーインターフェース(UI)に目が行ってしまいます。
何も考えずに簡単なジェスチャーで操作できるように設計されていなければ、いきなりスマートフォンを手渡されても戸惑うだけでしょう。また直感的なデザインだけでなく、スクロールやピンチアウト/ズームに合わせ、なめらかに動作するアニメーションも重要な要素です。
以前、AppleでUI部門を統括するアラン・ダイ氏が「簡単に動いているように見えるだけでなく、『設計者』が存在しないように感じてもらえるのが理想だ」と述べたことがありますが、彼らのこうした見えない努力が猿の操作を可能にしているのでしょう。
Source:himachal_queen/Twitter,The Guardian/YouTube
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-470591/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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