初めて利用するECサイトでは、購入時に個人データと支払い情報を登録します。そんな初回購入のたびに発生する入力作業を面倒だと感じている人も少なくないでしょう。
今回は、Recustomer株式会社が展開する購入体験プラットフォーム「Recustomer」に追加された、ECカート連携型ワンクリック決済「Recustomer Checkout」を紹介します。
1度登録した情報を複数のECで利用
「Recustomer Checkout」は、消費者が1度登録した個人データ・支払い情報を、同サービスを導入しているすべてのECサイトで利用できるサービスです。
初めて利用するECサイトであっても、個人情報を入力することなくワンクリックで決済可能です。
また、一定時間ごとにワンタイムパスワードが発行されるため、セキュアかつパスワードを暗記する必要がないというのもポイントでしょう。
「fincode byGMO」を活用
Recustomer Checkoutには、GMOイプシロン株式会社が提供するスタートアップ向けオンライン決済インフラ「fincode byGMO」を活用しています。
fincode byGMOは、オンライン上でアカウントを開設して最短当日中にカード決済受付を開始可能。また、直感的なAPIやローコードコンポーネントでスピード感ある実装を実現するようです。
導入企業は、直感的な購入体験創出と会員登録率・リピート率の向上、カゴ落ち率改善を実現し、売り上げとコンバージョン向上に期待できるといいます。
「Recustomer」のほかのサービス
「Recustomer」はこれまで、「Recustomer Tracking」と「Recustomer Return&Cancel」という2つのサービスを提供してきました。
Recustomer Trackingは、配送情報に関する顧客への通知や商品追跡ページ作成などができるサービス。消費者にメールやSNSで配送情報を送り、そこから移行できる商品追跡ページに商品レコメンドなどを配置することで、購入後の顧客接点を創出します。
Recustomer Return&Cancelは、返品・交換・キャンセル業務を自動化するサービス。消費者のスムーズな返品体験と、事業者の業務効率化などに貢献するようです。
これら2つのサービスに今回のRecustomer Checkoutを加え、ECでの購入時から購入後までをサポートするサービスとなりました。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/182445
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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