“スマホショルダー”がおしゃれで楽!旬の手ぶらスタイルをマスターしよう!

今、ショルダーストラップ付きのスマホケースが注目されています。スマホは大きくて重く、パンツのポケットに入れると見た目があまりよろしくなかったり、かといってカバンにいれてしまうと使いたいときにすぐに取り出せなかったりと、煩わしい思いをしている人も少なくないはず。そもそも、最近は酷暑続きでバッグを持ち歩くこと自体ちょっと億劫です。

そんな、日常で必要不可欠なスマホをおしゃれに、かつ楽に持ち歩けるアイテムとして人気なのが、“スマホショルダー”。スマホを首や肩から掛けることで手ぶらで過ごせるうえ、いちいちバッグやポケットから取り出さなくてもサッとスマホを操作できます。

ただ、普段使いするなら“スマホだけでなく財布も一緒に肩掛けしたい”ことと、“自分のスタイルと親和性の高いデザインが良い”ことも求めたいところ。

そこでぜひチェックしてほしいのが、防水レザー製バックパックなどを展開するobjcts.io(オブジェクツアイオー)の「ショルダーストラップ付MagSafe対応iPhoneケース ウォレットセット」(2万4800円)と、アウトドアギアを展開する&NUT(アンドナット)の「THREE_POUCHES_SHOULDER」(5280円)。都会的で洗練されたデザインのobjects.ioとアウトドアシーンにぴったりの機能を備えた&NUT。いずれも自由度の高い使い勝手が特徴です。

■都会的で洗練されたデザインながら、隠れたギミックが満載

objcts.ioの「ショルダーストラップ付MagSafe対応iPhoneケース」は、シンプルで都会的なデザインが特徴。オールブラックかつ牛革を使ったミニマルなデザインは、カジュアルからきれいめまで、さまざまなスタイルと相性が良いでしょう。さらに、見た目だけでなく、機能的で使い勝手も抜群です。

スマホショルダーを使って実感したのは、「ポケットから出したり、バッグから出さずとも、通話や操作ができるってめちゃくちゃ楽だな」ということ。それに加えて、うっかり落としてしまったり、紛失してしまったりというアクシデントに見舞われるリスクも激減するとは…なんて素晴らしいんだ!

「ショルダーストラップ付MagSafe対応iPhoneケース」のセットは、スマホケース(左)とストラップ付ウォレット(右)がそれぞれ独立して使えるうえ、マグネット仕様なので瞬時に着脱可能!

ですが、「スマホとウォレットが磁石で簡単に着脱できるって、なんだかポロッと落としそう!」と思いますよね? 安心してください。落下防止の工夫はちゃんとありますよ。

ウォレット側に縫製されたショルダーストラップを、スマホケースに付いているカラビナに通すことで、例えマグネットが外れてしまったとしても落下を防いでくれます。今やスマホは高級品、しかも、スマホを落としてしまうことは日常生活において“あるある”ですので、スマホショルダーでおしゃれに対策しましょう。

やっぱりスマホだけを使いたいな、というときも、マグネットを外してストラップを引っ張るだけでOK。色々なシーンでストレスなく使えるように、ユーザー目線のアイデアと工夫が随所に施されていてこのシンプルさ。まさに脱帽です。

気になるウォレット機能ですが、スナップボタンをパカッと開くと縦開きのお札スペースがお目見え。お札を三つ折りにした状態でぴったりのサイズ感で、スナップボタンはお札のストッパーにもなっています。

コインスペースも片手で開閉できるシンプルな仕様。両サイドの金具を親指と中指で挟みながら人差し指を引っ掛けます。そのまま親指と中指に圧力をかければ、パカっと開いて中身がしっかり確認できます。

カードスペースは2箇所。左側に入れた交通系のICは、小銭やお札を入れた状態でもストレスなく反応しました。右側はカード&領収書入れとして活用。スマホケースだけだと領収書のやり場に困るので、これは嬉しいポイント!

ちなみに、スマホスタンドの代わりとしても使えるので、動画をみたり、アプリでゲームを楽しんだりといった使い方もできます。

個人的なお気に入りポイントは、ストラップが“レザー丸紐”なところ。縫い合わせ部分の出っ張りがなく、滑らかに仕上げられているので、掛け心地が実に快適! また、丸紐にすることでストラップの主張が控えめで、肩掛けしたときの子供っぽい印象も皆無です。

▲左から:ウォレット機能付きケース(2万4800円)、カードケースセット(1万9800円)、マイクロバッグセット(2万6800円)

アクセサリーケースは全部で3種類。写真左は、今回使用した現金とカードが収納できるウォレットケース。写真中央は、“現金は必要ない”という人におすすめのカードケース。写真右は、カードに加えてAirPodsなどの小物も持ち運べるマイクロバッグです。なお、スマホケースは単体でも購入可能です。

■明るいカラーが挿し色に最適!3種類のポーチも使いやすいぞ!

“必要最低限で出かけよう!”というコンセプトで作られた「THREE_POUCHES_SHOULDER」。3種類のポーチがぶら下がったショルダーバッグは、現代の必要最低限な荷物を持ち運べるのが特徴です。また、スタイリングのアクセントになるアウトドアな見た目と配色はキャンプやフェス、街中と色々なシーンで使えます。

サングラスやスマホが入る縦長ポーチと、Wジップのコインケース、そしてアイコスやAirPodsを入れられるミニポーチの3つで1セット。カラバリは3パターンあり、どれも使いやすいカラーばかりです。

▲「sunglasses&phone_pouch」:17x7.5x2.5cm

縦長のポーチは、iPhone13が少し余裕を持って入るサイズ感。貝殻状にジップが開閉するため出し入れがスムーズに行えます。なお、手帳型のスマホケースに入れた状態だと収納できなかったので、購入前にスマホとケースサイズを確認しておきましょう。

▲“900デニール ポリエステルクロス”を使用

首にかけたままスマホに素早くアクセス可能。パキッとしたカラーが挿し色に最適です。

肩掛けしたままスマホの操作はできませんが、ポーチにすっぽり収納できるため、座ったときにスマホの画面が傷ついていないか気にならないのは地味に嬉しいポイント。

「sunglasses&phone_pouch」の内側は起毛素材になっているので、スマホやサングラスに傷が付きにくい仕様になっています。

サングラスを入れた際、スペースに余裕があったのでついでにモバイルバッテリーとコードも収納。シンプルな設計で、使う人のアイデア次第で色々な使い方が楽しめそう!

▲「wzip_coinpurse」:12.5x8.5cm

「wzip_coinpurse」は、表と裏にジップがついたコインケースです。

表のポケットには小銭とお札を入れて使用。

背面にはカードと領収書を収納。ひとつのポーチで仕分けができるため、ポケット内がごちゃごちゃせずに整理できます。

▲「iqos&Airpods_pouch」:11x6x3.5cm

コチラは、iQOSやAirPodsのような厚みのあるものを収納できるポーチ。小型モバイルバッテリーを入れたり、リップや日焼け止めなどの小物類を入れておくのにぴったりです。

「THREE_POUCHES_SHOULDER 」のポイントはなんといってもこのネックストラップ。幅が4cmと太めに設計されているため、肩に余計な負担がかかりません。また、ストラップの中心部に補強を施すことで耐久性をアップ。

ストラップとポーチの接続部にはカラビナを採用してるので、ポーチの増減や、アクセサリーを追加するなど、シーンに応じて自由にアレンジできます。

シンプルな短パンに白Tスタイルでも、太めのストラップとカラフルなポーチがコーディネートのアクセントになっています。

*  *  *

私たちの生活に必要不可欠なうえ、高価なスマホは絶対に落としたくないモノ。しかし、気をつけていても落としてしまうという危険性と常に隣合わせなのもまた事実。取り返しの付かない事態になる前に、スマホショルダーを導入してはいかがでしょうか。

スマホを安全に持ち運べるだけでなく、手ぶらで過ごせる快適さは一度経験したらやみつきになること請け合いです。さらに、今回紹介したアイテムはいずれも、スマホだけでなく、お金やアクセサリー類も持ち運べる逸品揃い。シンプルなスタイルのアクセントにもうってつけですので、今年の夏はスマホショルダーデビューをしてみませんか?

>> オブジェクツアイオー

>> &NUT

 

<取材・文/宇田川雄一

宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。

 

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