薄くて重くて大きいテレビこそ地震による転倒対策は大事です!

阪神淡路大震災や熊本地震、東日本大震災の発生、さらに近年は全国各地で震度5を超えるような大型地震が相次いで発生。地震大国・日本では、やはり地震への対策は重要です。避難場所の確認や防災グッズの準備など今すぐにできることはいろいろありますが、中でも留意しておきたいのが家具などの転倒防止に対する備え。安全確保などの観点からも、対策は今すぐにでも行っておきたいところです。

エレコムより発売中の「耐震ゴムベルト」は、テレビや棚などの家具類を地震発生時の揺れによる転倒から守る防災グッズ。震度7相当の振動試験をクリアした吸収力が、大事な家具と屋内の安全確保に大きな役割を果たしてくれますよ。

ラインナップは2種類で、主にテレビや大型モニターの背面に取り付ける「耐震ゴムベルトVESA固定タイプ(TS-007)」(6180円)と、冷蔵庫や食器棚などの大型家電に対応する「耐震ゴムベルト汎用タイプ(TS-F015)」(5880円)。

「VESA固定タイプ」はテレビやモニターの背面側にあるVESA穴に付属のネジでゴムバンドを設置し、テレビ台の天面や壁面、床面に強力粘着シールで貼り付けたプレートに取り付けて固定します。

プレートの位置とテレビ等との間隔が広い場合は、プレートのトンネル部分にゴムベルトを通して距離を短くすることでより倒れにくくできるなど、状況に応じた取り付け方が可能です。

また「汎用タイプ」は、家具と壁面の両方にプレートを貼り付けてゴムバンドで繋ぐ方法に加え、スチールラックなど平面部分のない家具でもゴムベルトを柱や棚に巻いて通すことでも固定ができます。

プレートを壁面と家具に2個取り付けたときの耐荷重は150kg、耐久年数は8年と、長期に渡って家具を揺れから守ります(※使用条件により変化)。

ゴムバンドは強い伸縮力と長さの保存性(伸びと縮みの振り幅が小さい)に優れたブチルゴム製で、揺れや振動によって生じた運動エネルギーや衝撃を吸収。接続した家電類を揺らさず倒さず固定し、転倒を未然に防ぎます。

サイズは両タイプ共通で、粘着シール付きのプレートが90×90×高さ15.6mm(35g)、ゴムベルトは長さ400×幅27×厚み5mm(24g)。「VESA固定タイプ」はプレートが2枚とゴムベルトが2本、取り付け用のネジとワッシャーがセットに、「汎用タイプ」はプレート4枚、ゴムベルト2本のセットになっています。

「耐震ゴムベルト」の敷設を契機に、改めて家具類の配置を見直してみるというのもいいかもしれません。

>> エレコム

<文/&GP>

 

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