大手海外メディアReutersは現地時間9月13日、Twitterのセキュリティ責任者を務めた人物が、中国政府の工作員がTwitterの従業員として働いていたと証言したと報じました。
従業員の中に工作員がいた
Reutersによると、Twitterの元セキュリティ責任者のピーター・ザトコ氏は米国上院議会の司法委員会の公聴会に出席し、Twitterでの勤務中に連邦捜査局(FBI)から「従業員に中国の工作員がいる」と通知されたと証言しました。
ザトコ氏はTwitterから解雇される1週間ほど前に、FBIから「Twitterの従業員名簿に中国国家安全部の工作員の名前が記載されている」と連絡を受けたことを明らかにしました。
国家安全部は中国の情報機関で、諸外国での諜報活動等を行っていると言われています。
なお、ザトコ氏はTwitterの幹部に工作員の存在を相談しましたが、相手にされなかった模様です。
ザトコ氏の証言が事実であれば、工作員とみられる従業員がユーザーデータにアクセスする可能性も懸念されます。
Twitterの広報担当者は、Reutersの取材に対し、「ザトコ氏の証言は矛盾に満ちている」とコメントしました。
なおTwitterにおいては、2020年に多くの著名人や有名企業のアカウントがハッキングされ、仮想通貨詐欺に悪用される事件が発生し、社会問題となりました。
Source:Reuters
(seng)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-487090/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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