時事通信は10月12日、ロシア政府の検察当局がFacebookやInstagramのユーザーを「過激派」として扱う見込みだと報じました。ロシアの国内法により、刑事罰を受ける可能性があります。
使うだけで過激派認定
ロシア政府はウクライナへの軍事侵攻後にFacebookやInstagramへのアクセスを制限しており、検察当局が運営元のMetaを過激派組織と認定しています。
人権団体が公表したロシア検察当局の書類によると、ロシア政府はFacebookやInstagramのユーザーを過激派とみなしており、ロシア国内ではFacebook等を利用したことにより訴追され、刑事罰を受ける可能性があります。
背景には、ウクライナ侵攻の長期化による国内での反戦世論を封じ込みたいとのロシア政府の意向がある模様です。
2022年2月のロシアのウクライナ侵攻開始以降、Apple等の多くの企業がロシア国内での事業を停止するなどの制裁措置を実施しました。一方で、並行輸入品のiPhone14がロシア国内で人気となっています。
世界的に人気のSNSを利用しただけで過激派と認定するロシア当局の措置により、さらに国際社会からの孤立が深まる可能性がありそうです。
Source:時事通信
Photo:ロシア政府
(seng)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-495588/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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