音楽アイデアを形にし、新しいサウンドを試しながら、方向性を見出せる「Note」が、Abletonにより発表されました。
アプリを立ち上げたまま、Liveにプロジェクトを送信することも可能
Ableton Noteでは、Liveの厳選されたドラムキットを始め、シンセやメロディー楽器が使えるので、アイデアを生み出したり、インスピレーションが湧くまで演奏を試したりすることが可能です。 また、スマホのマイクを使って、周りの音をNoteのサンプルとして録音すれば、多彩なサウンドを作り出すことができます。
アイデアをさらに膨らませたい場合は、Ableton Cloudを使って、アプリを立ち上げたまま、Liveにプロジェクトを送信することも可能。 Liveのブラウザからプロジェクトを開き、作業を続けましょう。NoteはLiveと同様のサンプルとサウンドを使用しているので、すべてのMIDIノートを編集することができます。
Introducing Note: a playable iOS app for forming musical ideas. Learn more: https://t.co/D0Uget0D8q pic.twitter.com/mGTlkndmtX
— Ableton (@Ableton) October 18, 2022
アプリでは、以下のことが可能です。
ビートを作る
- Drum Samplerから音を選択可能
- 16パッドグリッドを使ってビートを演奏
- クオンタイズ機能でビートのズレを修正可能
- ナッジを使い各音の入力ミスを修正可能
- リズムをさらに重ねることも可能
- ノートリピート機能でビートのリピートが可能
- パラメータを変更して音の加工が可能
- エフェクトで実験的な音作りが可能
メロディーを作る
- X種類のシンセとX種類のメロディー楽器のサンプラーから音の選択が可能
- 25パッドグリッド、またはピアノロールで、メロディーやコードの演奏が可能
- キーとスケールを設定してすぐにハーモニーの作成ができるほか、あとからこの設定を選択することも可能
- さらにハーモニーの重ね録りも可能
- パラメータの変更による音の加工が可能
- エフェクトを追加して、実験的な音作りが可能
周囲の音をサンプリングする
- パーカッシブな音をDrum Samplerに録音して、独自のキットを作成可能 Melodic Samplerに音を録音して、独自のインストゥルメントを作成可能
- サンプルのスライスやフィルターの適用、またはピッチ変更などの加工が可能
- エフェクターで音を作ったり、変化させることが可能
即興演奏を録音する
- 演奏したあとに、キャプチャボタンを押せば保存可能
- 心地いいテンポで演奏したとき、Noteがテンポを検出
- フレーズの長さをNoteが認識
- 自動的にループを作成
- クオンタイズや音の追加、音の変更が可能
バリエーションを作成する
- グリッドを使用したセッションビューを採用
- ループを重ねて、クリップの中にバリエーションを作成可能
- クリップを複製して、アイデアの異なるバージョンを作成可能
- 8つのトラックが作成可能でき、8つのシーンには最大8つのクリップを配置可能
- さまざまな音の重ね方や曲の構成の実験が可能
- セッションビューで作成した作品をオーディオファイルとして書き出すことで、ファイルを聞いたり共有することが可能
アプリはすでにApp Storeでダウンロード可能になっており日本語にも対応しています。アプリは現在「ミュージック」カテゴリ内で1位となっています。
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
Source:Ableton
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-497227/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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