Windowsにはシステムの最適化およびヘルスチェックのためのツールが数多く用意されていますが、それらはバラバラの場所に配置されており、複数のツールを使うのには手間がかかります。
そこでMicrosoftは、これらのツールを一括で扱う「PC Manager」と呼ばれるアプリを準備しているようです。
不要なアプリやほとんど使わないアプリの検出と削除などが可能
PC Managerはシステムをスキャンし、ユーザーがより快適にWindowsを利用できるようになる提案をおこないます。
そのなかには、
- 不要なファイルや容量の大きいファイルをスキャン
- 一時ファイルを削除
- 使用頻度の低いアプリを検出
- 起動時間を長くしているアプリを検出
- リソースを多く利用しているアプリを一覧表示
- Windows Updateでシステムを最新の状態に更新
- Edge以外のブラウザをデフォルトブラウザにしていることを検出
といった機能が含まれています。
これら一つ一つの機能は既存のものですが、これまではそれぞれ異なる場所からアクセスする必要がありました。
PC Managerでは1つのアプリからアクセスできますので、PCの状態を確認したり最適化したりする際の手間が省けそうです。
中国でベータ版をテスト中
PC Managerは現在「https://pcmanager.microsoft.com」でベータ版が提供されています。
このサイトは中国語で作られており、ベータ版のテストは中国でおこなわれているようです。
また、サイトには「Windows 10(1809)以降」で利用可能と書かれており、Windows 11だけでなくWindows 10にも対応したアプリとして登場するのかもしれません。
Source: Microsoft via Bleeping Computer
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-497985/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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