今年のブラックフライデーはiPhone14 Pro/Pro Maxの需要が強いのにもかかわらず、サプライヤー工場のロックダウンが響き、前年よりも2割ほどのiPhone販売台数に留まる見通しであることが分かりました。
需要は堅調だが
Wedbush証券でアナリストを務めるダニエル・アイブス氏によると、ブラックフライデーを前にして、AppleはiPhone14 Pro/Pro Maxの旺盛な需要を見起こしているそうです。
全米大手キャリアのAT&TやVerizonでもiPhone14シリーズへのアップグレード需要は強く、多くのストアで需要は堅調に推移しているとのことです。
昨年から20%減
とはいえ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による組み立て工場のロックダウンによって、供給面では当初の見通しを引き下げなければならないのは否めません。
アイブス氏は、Appleが第4四半期(10月〜12月)で痛手を負うことは避けられないとして、サプライチェーンから供給されるはずのiPhone14シリーズが不足することになると、Apple同様に予測しています。
これによって、昨年は1,000万台のiPhoneがブラックフライデーで売れたのに対し、今年は800万台に留まるとアイブス氏は考えています。「12月初旬にはiPhone14 Proシリーズを手にすることはますます難しくなり、納期の多くは1月初旬にずれ込むことになるだろう」
事実、全米量販店Best Buyのコリ・バリー最高経営責任者(CEO)も、ブラックフライデー前にiPhone14 Proシリーズの在庫が逼迫(ひっぱく)していることを認め、当初予定していた収益を下回ることになる可能性を示唆しています。
Source:Seeking Alpha via iPhone in Canada
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-505805/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
Amazonベストセラー
Now loading...