【即戦力！冬のアウター特集6】
近年、大人世代だけでなく若者世代の間でも、嗜む人が増えた趣味のひとつがゴルフ。スポーツなので記録を競うのが大前提にありますが、それ以上に都心を離れた自然の中で体を動かす気持ちよさは格別。
性別年齢を問わず楽しめることから、世界中で多くの人々を魅了していますが、ことゴルフウエアに関してはオジさん向けが多いというイメージを持っている人も少なくありません。そこで今回は、デザイン性に優れていて、かつ冬のコースに出た際にも、軽くて暖かな機能性を備えた5着を厳選！
1. アンダー1万円で、“イージーに格好良く”を体現
OOPS
「コンフォートフリースジャケット」（9900円）
海と自然に暮らす湘南ライフを送り、モデルとして活躍するパトリシオ氏。そんな彼とアメリカ・西海岸の空気感を体現するURBAN RESEARCH（アーバンリサーチ）のプライベートブランドSonny Label（サニーレーベル）とのコラボゴルフウエアがOOPS（ウップス）。
“イージーに格好良く”をコンセプトに、海上がりでゴルフ場に直行できるようなリラックス感漂うゴルフスタイルを提案。このジャケットも税込アンダー1万円なので、気軽にチャレンジができます。
ボディは軽量で温かく柔らかな風合いのフリース素材。上下・両方向で開閉できるダブルジップ仕様なので、レイヤードにも重宝。サイズ感は、動きやすさを考慮してジャストに設定。
襟元や袖口は同色のパイピングですっきり見せつつ、寒さ対策で裾のフィットも調整できる小技も効かせつつ、シンプルなデザインは汎用性高し！ 手元にあしらわれた親指を通すサムホールと、そこに配置されたブランドロゴが、クラブを握ったときにさりげなく主張します。
>> OOPS
2. ニューエラはキャップだけじゃなくてゴルフにも強い!?
NEW ERA GOLF
「ライトテック スウェット フルジップジャケット」（1万4300円）
近年、様々なブランド＆ショップがゴルフカテゴリーを展開し、新たなファン層の獲得と共に人気を博しています。たとえばこのスポーティなジップジャケット。左胸に配されたフラッグロゴからも分かるように、ヘッドウエアの世界的リーディングカンパニーとして認知されているNEW ERA（ニューエラ）のゴルフラインからリリースされたモノ。
ライトテックと呼ばれる軽オンスのスウェット生地をボディに採用することで、見た目よりも軽快な着用感が味わえます。
デザインに関しては左袖口のプリント然り、必要最低限のシンプルさ。フロントは上下から開閉できるダブルジップで、運動して汗をかいた際の体温調節も簡単です。高めのスタンドカラーになった襟には、首元からの体温の流出を防ぐ効果が。
また、ハンドウォーマーとしても機能するポケットはジップ仕様となっており、中身が落ちるのを気にすることなくプレーに集中できます。ちなみに、同ラインでもヘッドウエアを多数展開しているので、ウエアとのマッチングも楽しみたいところ。
>> NEW ERA GOLF
3. 素材と機能性で表現したハイブリッドライトアウター
Heal Creek
「ハイブリッドカーディガン」（3万800円）
ここまではお手頃プライスのアイテムを紹介してきましたが、1段階プライスゾーンを引き上げ、“シックとカジュアル”という対極の価値を兼ね備えるブランドHeal Creek（ヒールクリーク）に注目。商品名は「ハイブリッドカーディガン」。
撥水性を備えた糸で編まれたニット袖と、シットリした質感のタフタ素材の前身頃をMIX。メッシュ裏地やポケット袋には吸水速乾素材が採用されているため、コースを回っている最中に突然の雨に降られても大丈夫。
デザイン面の語りどころとしては、左胸のワンポイントロゴと並び、前立て部分の下からチラリと覗く色鮮やかなストライプテープのアクセント効果も見逃せません。そもそもがサッと羽織れるライトアウターに属するカーディガンだけに、モックネックやハイネックのインナーを重ねることで、手軽にスポーティさと品の良さの両取り可能！
ゴルフとファッション、そして上質な時間を楽しみたい。そんな大人のゴルファーたちにぜひ着ていただきたい1着といえます。
>> Heal Creek
4. ラグジュアリーで軽快。しなやかな着心地のダウンプルオーバー
MARK＆LONA
「インディ ストレッチ ダウントップ」（6万8200円）
お次は、業界人にもファンが多いというラグジュアリーゴルフウエアブランドのMARK＆LONA（マークアンドロナ）から、真冬の厳しい環境下にも対応する軽量ダウンプルオーバーをご紹介。
あの“キムタク”こと木村拓哉氏が、ブランドアンバサダーに起用されているので気になっていた人も多いのでは。ストレッチの効いた素材の特性を生かしたタイトフィットシルエットが大人の品格を漂わせ、同素材で作られたパンツとセットアップでの着こなしも可能です。
胸のロゴと背中のビッグサークルスカルロゴには超光沢プリントを採用。背中の襟下部分にあしらわれたチェーン付きサークルスカルチャームと併せてアクセント効果を発揮します。身頃部分は内包された700フィルパワーのホワイトグースダウンの流出を防ぐのは、耐久性にも優れた2層構造のジャカード組織。
パーツ数も最低限に抑えられたエコロジカルな仕様となっています。シレー加工による美しい光沢感と未体験の着心地を、ぜひともお試しあれ。
>> MARK＆LONA
5. 異素材コンビネーションが光る、上品なフルジップブルゾン
CHERVO
「メンズニット」（8万300円）
「え、ニットで8万円オーバー！？」と驚く人も少なくないでしょうが、まずはアイテムとブランドについて知ったうえでジャッジを。1982年にイタリアで生まれたCHERVO（シェルボ）は、ゴルフコースを彩り、余暇を楽しむためのスポーツウエアプレステージブランド。
品質の高さに定評があり、顧客の多くが各界のセレブレティたち。ここで紹介するフルジップ仕様のニットブルゾンにおいては、ブランドが得意とする異素材コンビネーションの妙が存分に味わえます。
前身頃にはマットな光沢感が落ち着いた印象を与える化繊アクリルヤーン、後ろ身頃と袖には優れた保温性と高い防臭力、通気性の良さを備えた天然素材メリノウールを使用。しかも身頃の前面には撥水加工を施し、薄く中綿も入れているため、保温性がありながら着用者のスタイルアップにも貢献。
全体としては70年代のスキーニットのようなレトロムードを放ちながら、両袖の二の腕をグルリと囲んだラインがスポーティなイメージに拍車をかけています。
>> CHERVO
＊ ＊ ＊
腕の可動域や素材の柔軟さといった運動性と、冬でも体を冷やさずゴルフを楽しめる防寒＆保温性をキーワードにアイテムを選んでみました。
どれもゴルフ場や練習場での着用を前提としていますが、着たまま現地へ向かっても問題ないくらいのファッション性を備えているため、タウンユースにも対応してくれます。すでにゴルフを楽しんでいる経験者、これからゴルフを始めるという未経験者、そのどちらも必ずや満足させるでしょう。いざ、目指せスコアアップ！
>> 即戦力！冬のアウター特集
＜文／TOMMY スタイリング／杉浦 優 メイン写真／田中利幸＞
TOMMY｜メンズファッション誌を中心に、ファッションやアイドル、ホビーなどの記事を執筆するライター／編集者。プライベートでは漫画、アニメ、特撮、オカルト、ストリート＆駄カルチャー全般を愛する。Twitter
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/495828/
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