Foxconn従業員は体調を崩しても工場での作業を継続している?

Foxconn
 
組み立て業者の巨大な生産施設がある鄭州市は、別名「iPhoneの街」とも呼ばれていますが、同工場で働く従業員は、新型コロナウイルス感染症の症状がある場合でも、組み立て作業を継続して行っている、とテックメディアが報じています。

症状があっても作業を続けるよう要請された?

Rest of Worldによれば、生産ラインの仕事に就くFoxconn従業員にはN95マスクが支給されているものの、8人部屋のドミトリーでの共同生活を余儀なくされるため、感染が広がるのを止めるのは難しいとのことです。同メディアが取材を行ったところ、症状があっても仕事を継続するよう要請された従業員が複数存在することがわかりました。
 
30代のFoxconn従業員の男性によると、従業員の中には、熱があるのに生産ラインで仕事を行った人もいるとのことです。監督者は従業員にコロナ検査を受けないよう忠言したとされています。
 
大きな生産問題に直面していたFoxconnは、失った分の生産を取り戻すのに躍起になっているのは間違いない、と米メディア9to5Macはコメントしています。
 
 
Source:Rest of World via 9to5Mac
Photo:Nadkachna/Wikimedia Commons
(lexi)


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