Appleは現地時間2月2日、先日予告していたとおり、2023年度第1四半期(2022年10月〜12月)の業績を発表しました。売上高は1,172億ドル(約15兆円)で前年同期比5%減少しています。サービス部門の売上高は同四半期で最高を更新、インストールベースのアクティブデバイス数は20億台を突破しています。
売上高は前年同期比5%減
Appleが発表した2023年度第1四半期の売上高は1,172億ドルで、世界的な景気減速やサプライチェーンの問題もあり、前年同期比で5%の減少となりました。
10月〜12月は最も売上高が伸びるホリデーシーズンを含む重要期ですが、アナリストらが予測していたとおり、iPhone14 Proの供給が限られたこともあり、前年同期比での売上減を避けられませんでした。
明るいニュースとしては、世界で稼働しているApple製品の台数を示すインストールベースのアクティブデバイス数が20億台を超えたこと、サービス部門の売上高が前年同期比で6%増加し、第1四半期の売上高として新記録を達成したことが挙げられます。
iPhone、Mac、ウェアラブルの各分野が減少
カテゴリ別では、iPhone(前年同期比8%減)、Mac(同29%減)、ウェアラブル/ホーム・アクセサリ(同8%減)と減少していますが、iPadは30%、サービス部門は6%と、それぞれ増加しています。
なお、Appleは製品の販売台数を公表していません。
地域別では全地域で減少、ドル高影響も
地域別の売上高も、各地域で軒並み減少しています。米州(前年同期比4%減)、ヨーロッパ(同7%減)、中華圏(同7%減)、日本(同5%減)、その他アジア太平洋(同3%減)と、3%〜7%の減少を記録しています。世界的な景気減速と、ドル高が影響したとみられます。
Source:Apple
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-522492/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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