Appleは一連のコスト削減策や倹約の一環として、ディスプレイを搭載したHomePodの設計プロジェクトを最低でも来年まで延期することが明らかになりました。
ゴーグル型ARヘッドセットの発表は近い?
Apple社内に情報筋を持つとされるBloombergのマーク・ガーマン記者は、日曜恒例のニュースレター「Power On」の中で、Appleはディスプレイ搭載のHomePodの開発スケジュールを遅らせる、と述べています。
プロジェクトを延期することで、研究開発予算を複合現実(MR)ヘッドセットなど、より緊急性の高いプロジェクトに割り当てることができるとされています。
Appleは、多少かさばる形ではあるものの、新たな製品ジャンルであるAR/VRをより早く市場に打ち出したいと考えていると先日報じられたばかりです。
具体的なデバイスの発表時期としては、今年6月の世界開発者会議(WWDC)が有力候補として挙げられています。
コスト対策の一環か
ディスプレイ付きHomePodのスケジュール変更は、大手ハイテク企業が行っている大幅な人員削減やレイオフを避けるためのコスト削減戦略の一環であるとの見方です。
その他のコスト削減策として、ボーナスの支給時期の延期や、一部のチームでの採用の一時停止、予算の抑制、退職者を補充せずに役職を空ける、などの施策が行われています。
ミンチー・クオ氏のタイムラインとも一致
ディスプレイ搭載HomePodの開発時期の引き伸ばしは、Apple関連の予測を行うミンチー・クオ氏が最近発表した新型HomePodが2024年前半に登場するとのタイムラインと一致します。
ディスプレイとカメラを搭載したHomePodが開発されていることを示す証拠が初めて見つかったのは2021年のことです。Appleは長期的なスマートホーム戦略を見直すと考えられており、Apple TVとHomePodを組み合わせたデバイスや、ロボットアームにスクリーンを搭載したHomePodなどの開発にも取り組んでいると伝えられています。
Source:MacRunmors
Photo:The Apple Hub/Facebook
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-529219/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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