AutoCADとAutodesk Maya、Appleシリコンへのネイティブ対応が実現

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人気のプロ用ケーションAutoCADAutodesk Mayaが、今になってようやくM1、M2チップへのネイティブ対応が実現したことが明らかになりました。

最大2倍のパフォーマンス向上

「AutoCAD for 2024とAutoCAD LT for Mac 2024は、シリコン上でAutoCADをネイティブに実行できるようになったことで、驚くほどのパフォーマンス向上を実現しました」と、AutodeskのAutoCAD製品管理担当ディレクターであるダニア・エル・ハッサン氏は述べています。
 
Autodeskによれば、M1、M2チップへのネイティブ対応により、2023年のソフトウェアバージョンと比べて最大2倍のパフォーマンス向上が期待されるとのことです。

なぜここまで対応が遅れたのかの説明はなし

プロレベルのCAD制作や3Dアニメーション、モデリングなどに欠かせないAutoCADとAutodesk MayaのAppleシリコンへのネイティブ対応がここまで遅れた理由について、Autodeskはいっさい触れておらず、プレスリリースでは次期ソフトウェアの新機能について淡々と説明を続けているのみです。
 
アプリケーションがM1、M2チップにネイティブ対応していない場合、Intelプロセッサ搭載Mac用に開発されたアプリをAppleシリコン機でも動かせるようにするRosetta 2を使用しなければならず、最大のパフォーマンスは発揮されないため、決して軽いとは言えないAutoCADとAutodesk Mayaのユーザーはこれまで苦戦を強いられてきたのではないでしょうか。
 
 
Source:Autodesk via ArsTechnica
(lexi)


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