2024年モデルのiPad Proが搭載すると噂の有機EL(OLED)ディスプレイについて、同モデル用11インチおよび13インチOLEDディスプレイを供給する見通しのLG Displayにおいて、製造コスト削減策が検討されているようです。
同社にはAppleから、キヤノントッキ製の蒸着装置を導入するよう要請がなされていたようですが、購入価格で折り合わないことから、それが大幅に安いSunic Systemsから調達すると韓国メディアThe Elecが報じています。
製造コスト削減で、11インチモデルは30万円以下になる?
The Elecによれば、将来のiPadシリーズおよびMacBookシリーズ用のOLEDディスプレイ製造に用いる蒸着装置の調達先をキヤノントッキからSunic Systemsに変更することで、LG Displayの投資額は約40%削減されるとのことです。
同メディアは、iPad Pro用OLEDディスプレイの部品単価が、11インチモデル向けが270ドル(約40,500円)、13インチモデル向けが350ドル(約52,500円)で、一般的なOLEDディスプレイパネルの部品単価である100ドル(約15,000円)〜150ドル(約22,500円)の2倍以上の価格になると指摘していました。
これが実製品の販売価格に影響することで、OLEDディスプレイを搭載するiPad Proは11インチモデルでも約33万円になることが懸念されていました。
今回の製造コスト削減策の実現により、せめて11インチモデルでは30万円以下の販売価格になるのを期待したいところです。
Source:The Elec via Wccftech
Photo:Apple(米国)
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-533933/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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