米国特許商標庁(USPTO)が現地時間2023年6月6日、Appleが出願した「誘導充電コイルを搭載した電子機器」と題する特許を公開しました。
本特許をもとにしたiPadとApple Pencilが製品化された場合、Apple Pencilで描画中に自動的にワイヤレス充電を行うことが可能になると考えられます。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが、画面下埋込み型ワイヤレス充電機構に関する特許を出願。
2. 1個〜24個の誘導充電コイルを画面下に搭載するアイデアが記載。
3. ワイヤレス充電可能な製品は、Apple Pencilに加えApple WatchやiPhoneも。
iPadの画面下に誘導充電コイルを搭載して他のデバイスを充電
Appleが出願した特許には、iPadらしきデバイスの画面下に多数の誘導充電コイルを搭載した図が記されています。
特許では、画面下に1個〜24個の誘導充電コイルを搭載し、対応機器をワイヤレス充電するアイデアが説明されています。
充電する機器との間では双方向通信が行われ、例えばApple Pencilを充電する場合、フル充電になったら自動的に給電を停止して誘導充電コイルを搭載したデバイス本体のバッテリー消費を抑える仕組みになっています。
また、ワイヤレス充電可能な機器として、Apple PencilだけではなくApple WatchやiPhoneにも対応させることが想定されています。
画面下に24個の誘導充電コイルを搭載した透視図(下記図表7)は、幻に終わったAirPowerのコイル配置を彷彿とさせます。
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:Apple
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-540981/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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