GizChinaが、QualcommはSnapdragon 8 Gen 2を強気の値付けで販売していると指摘しています。
Snapdragon 8 Gen 2とiPhone14 Proシリーズ用A16 Bionicは、いずれもTSMCの4nmプロセスで製造されていますが、Snapdragon 8 Gen 2の値付けは高すぎてAndroidスマホメーカーは利益を確保するのに苦労していると、GizChinaは述べています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Snapdragon 8 Gen 2の販売価格は、1個あたり160ドル(約22,080円)。
2. A16 Bionicの仕入れ価格は、110ドル(約15,180円)。
3. Snapdragon 8 Gen 2の高い値付けが、Androidスマホメーカーの利益を圧迫と指摘。
Snapdragon 8 Gen 2の販売価格は、A16 Bionicの約1.5倍?
GizChinaによれば、QualcommはSnapdragon 8 Gen 2をAndroidスマホメーカーに1個あたり160ドル(約22,080円)で販売しているとのことです。
これは、AppleがiPhone14 Proシリーズ用A16 Bionicを110ドル(約15,180円)で仕入れているのと比べてもQualcommの利幅は大きすぎると、GizChinaは伝えています。
もっとも、AppleはiPhone14 Proシリーズ全体の利益の中でA16 Bionicの仕入れ価格を吸収すれば良いのに対し、QualcommはSnapdragon 8 Gen 2単体で利益を確保する必要があり、ビジネスモデルが異なっています。
本体価格のおよそ4分の1をSnapdragon 8 Gen 2の仕入れ価格が占める?
そうだとしても、本体価格が649ドル(約89,560円)のNubia Red Magic 8 Proの場合はSnapdragon 8 Gen 2の購入価格だけでおよそ4分の1を占めてしまうのは高すぎと、GizChinaはQualcommの姿勢に批判的です。
GizChinaは、QualcommはSnapdragon 8 Gen 3でも同じ価格戦略を採ると予想しています。
Source:Wcccftech via GizChina
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-541289/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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