Qualcommが開発中の、Apple M3対抗となるSnapdragon 8cx Gen 4の構成が明らかになりました。Snapdragon 8cx Gen 4のCPUコア数は、8コア、10コア、12コアの3種類があるようです。
これらは、Apple M2シリーズにはCPUコア数が異なるM2、M2 Pro、M2 Maxがあるように、対象とするデバイスに合わせて処理能力と消費電力が最適化されると予想されます。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Apple M3対抗となる、Snapdragon 8cx Gen 4の構成が明らかになった。
2. CPUコア数は、8コア、10コア、12コアの3種類がある。
3. 高効率コアの数は全て4つで、高性能コアの数が異なる。
Apple M3シリーズの構成に関する噂
Appleは、新しいAppleシリコン M3を2023年10月に、M3 ProとM3 Maxを2024年に発表すると噂されています。
M3、M3 Pro、M3 Maxの構成は下記のようになると噂されています。
名称 | 高性能 コア数 |
高効率 コア数 |
---|---|---|
M3 | 4コア | 4コア |
M3 Pro | 8コア | 4コア |
M3 Max | 12コア | 4コア |
Snapdragon 8cx Gen 4はM3とM3 Pro対抗品をラインナップか
今回、WinFutureが入手した情報から明らかになった、コードネーム「Hamoa」ことSnapdragon 8cx Gen 4の構成は下記の通りです。
コードネーム | 高性能 コア数 |
高効率 コア数 |
---|---|---|
SC8350か SC8350XP |
4コア | 4コア |
SC8370か SC8370XP |
6コア | 4コア |
SC8380か SC8380XP |
8コア | 4コア |
これら3種類のシステム・オン・チップ(SoC)は高性能コアの数が異なり、高効率コアの数は4つで共通のようです。
Apple M3シリーズとSnapdragon 8cx Gen 4の構成に関する情報が正しければ、あくまでもCPUコア数だけの比較ながら、Snapdragon 8cx Gen 4のローエンド版はM3に、ハイエンド版はM3 Pro対抗品となるのかもしれません。
Qualcommは、Snapdragon 8cx Gen 4をMicrosoft Surface向け以外にも供給するとみられていることから、複数のWindows PC製造メーカーから搭載製品が発表される可能性があります。
Source:WinFuture via Notebookcheck,SparrowNews
Photo:(画像内text:iPhone Mania),Apple(米国)
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-548458/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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