Samsung、Exynos 2300を飛ばしExynos 2400の生産に注力か

Exynos
 
Samsungが自社開発のシステムオンチップ(SoC)「Exynos 2300」の生産を取りやめ、1世代飛ばしてExynos 2400の生産に着手したとの情報を、リーカーがX(旧Twitter)に投稿しました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Exynos 2300の生産が量産開始前に中止されたとの情報。
2. SamsungはExynos 2300を飛ばしてExynos 2400の生産に注力する模様。
3. 生産中止の理由は性能ではないと推測。

量産開始前に生産中止が決定

Exynos 2300の生産中止の決定は、量産開始前に下されたと、リーカーのRevegnus氏(@Tech_Reve)は記しています。
 
Exynos 2300については、開発そのものが中止されたとの情報が繰り返し報じられてきました。
 
しかしRevegunus氏の情報が正しいとすれば、Exynos 2300の開発は完了していたものの、量産開始前の段階で計画が中止されたということのようです。

生産中止はExynos 2400の生産に集中するため?

Revegnus氏はExynos 2300をQualcommのSnapdragon 8 Gen 2と比較、性能はそれほど変わらないと記しています。
 
ちなみにGoogleのPixel 8への搭載が見込まれるTensor G3は、Exynos 2300をベースにしています。
 
となると、なぜExynos 2300の量産が中止されたのかが気になりますが、Wccftechはコストが理由ではないかと推測しています。またExynos 2300の量産を取りやめることで、Exynos 2400の生産に集中できるとも、同メディアは記しています。

Exynos 2400はマルチコアではSnapdragon 8 Gen 3とほぼ同等か

Revegnus氏はExynos 2400に関する情報も投稿しています。
 
同氏によれば、Exynos 2400はシングルコアの性能はSnapdragon 8 Gen 3に劣るものの、マルチコアではほぼ同等かやや劣る程度とのことです。
 
Exynos 2400はGalaxy S24への搭載が予想されています。

 
 
Source:Revegnus/X(1), (2), Wccftech
(lunatic)


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