AppleのサプライヤーであるOptiemus Infracomが、iPhone用のカバーガラスを供給中のCorningとの合弁会社をインドに設立すると発表しました。
インドではiPhone15の製造が行われており、将来的にOptiemus InfracomとCorningの合弁会社が製造したカバーガラスが用いられることが考えられます。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Optiemus InfracomとCorningが、iPhone用のカバーガラスなどを製造する合弁会社をインドに設立する。
2. インドでは現在、iPhone15の量産が行われている。
3. 今後、部品の製造から最終組立までがインド国内で完結するようになる可能性が高い。
組み立て工程だけではなく、部品供給網もインドに整備
インドでは現在、iPhone15の量産が行われている模様です。インドにおける新型iPhoneの製造はこれまで、中国本土から数カ月遅れ、新型iPhone発売後に開始されていました。
iPhone15ではそれが是正され、新型iPhone発表前に製造が開始されたことになります。
その背景には、地政学的リスクを下げるため製造拠点を分散する動きと、年々増加するインド国内でのiPhoneの販売台数があると考えられています。
Corningのノウハウを活用し、量産開始当初から高品質確保と期待
今回の合弁会社設立は、iPhoneの組み立て工程だけではなく、その上流にあたる部品の製造と供給もインド国内で賄おうとするものです。
Optiemus Infracomは、実績のあるCorningとの合弁会社を設立するということですので、製造ラインの整備と品質の確保についてCorningの持つノウハウを当初から活用できると予想されます。
合弁会社で製造されたカバーガラスは、将来的にiPhoneやApple Watchに用いられる見通しです。
Source:DigiTimes
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-551114/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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