Foxconnが、インド南東部チェンナイ近郊の工場で2023年第4四半期(10月〜12月)からiPhone15とiPhone15 Plusの製造規模を拡大すると、The Economic Timesが伝えました。
iPhone15 Plusの製造はインドTataグループが担当、Foxconnが手がけることはないとみられていました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15とiPhone15 Plusを、来月以降、Foxconnインド工場が製造を開始する。
2. iPhone15とiPhone15 Plusは、2023年8月に関係機関の認証を取得していた。
3. iPhone15 Proシリーズが、インド地域航法衛星システム「NavIC」に対応しているのも明らかになった。
Foxconnインド工場は既に、BIS認証を取得済み
インドにおける新型iPhoneの製造は、iPhone15で初めて製品発表前に開始されましたが製造台数はまだ少なく、発売当初はインド国内の需要を満たすために輸入する必要があると、DigiTimesが伝えています。
これに対応するためFoxconnはこの度、インド工場におけるiPhone15とiPhone15 Plusの製造に関してインド標準規格(BIS:Bureau of Indian Standards)の認証を取得していたことが明らかになりました。
iPhone15およびiPhone15 Plusに該当するモデルは、2023年8月にBISの認証製品リストに掲載されていましたが、これはFoxconnインド工場が製造を開始するにあたって行った認証申請に伴うものだったようです。
iPhone15 Pro Maxがインド地域航法衛星システムに対応
インドで製造されるiPhoneはベースモデルに限られ、Proシリーズの製造は行われていません。これは、Proシリーズに課される20%以上の関税や社会福祉サーチャージが理由で、製造しても出荷価格が高くなりすぎるからです。
インド国内で製造されていませんが、iPhone15 Proシリーズはインド宇宙研究機関(ISRO:Indian Space Research Organization)が開発したインド地域航法衛星システム「NavIC(Navigation Indian Constellation)」に対応する初めてのiPhoneになったと、TechCrunchが報告しています。
Source:The Economic Times, TechCrunch via DigiTimes
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-553139/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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