中国でのiPhone15の販売台数は、発売から17日後の時点で、昨年のiPhone14の水準を4.5%下回ったことが調査会社Counterpoint Researchの報告書により明らかになりました。HuaweiのフラッグシップモデルMate 60 Proの影響を受けているとの見方が濃厚となっています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. 中国でのiPhone15の売上が昨年のiPhone15の水準を下回っていることが判明。
2. HuaweiのMate 60 Proの衝撃的なデビューと関係している可能性大。
3. 中国での経済の鈍化もiPhone不振の原因の一端を担っているようだ。
やはりHuaweiの復活と関係か
昨年比で4.5%減という数字を伝えたCounterpointだけでなく、証券会社JefferiesのアナリストもiPhone15の中国市場での売上減を指し示しています。
Jefferiesによれば、HuaweiのMate 60 Proのデビュー後にiPhone15の売上は前モデルと比べて2桁台の割合で減少したとのことです。
Mate 60 Proは、米国による制裁をものともせず、中国国内の技術のみで5Gにほど違い通信速度と、5年前のiPhoneに匹敵するチップ性能を兼ね備えたデバイスに仕上げられており、スマホ業界を震撼させました。
中国での経済の鈍化も影響
Counterpointは、中国でのiPhone不振はコロナウイルスに端を発する経済の鈍化が影響していると述べています。
政府がiPhoneの使用禁止を政府機関や国営企業に拡大するよう命じたことも何かしらの作用を及ぼしている可能性がある、とBloombergは、Appleにとって中国での逆風が強くなっていると指摘しています。
Source:Bloomberg
Photo:Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-556900/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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