Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は中国を訪問し、Tencentの人気ゲーム「王者栄耀(Honor of Kings)」の大会や、農園、小学校での動画や写真を投稿しています。中国では最近、スマートフォン販売台数でiPhoneがHuaweiに抜かれて首位の座を明け渡しています。なお、クックCEOの投稿した写真は物議を醸しています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleのティム・クックCEOが中国を訪問中。
2. 中国では、iPhoneがスマホシェアトップから脱落した直後。
3. 人気ゲームの大会に登場したほか、茶畑や小学校を訪問。
iPhone首位陥落のニュースが報じられた直後の中国訪問
Appleのティム・クックCEOの中国訪問は、中国でのスマートフォン販売台数でiPhoneがHuaweiに抜かれたとのデータを調査会社Counterpoint Researchと、証券会社Jefferiesが相次いで公表した直後のものです。
クックCEOの中国訪問を報じた米メディアBloombergは、アメリカが中国への半導体輸出規制などの経済制裁を強化し両国間の緊張が高まる中、クックCEOが中国を訪問したことはAppleにとって中国が重要な市場であることを示している、とBloombergは伝えています。
Apple Storeでのゲーム大会に登場
中国の四川省の省都、成都にあるApple Store、Apple 成都太古里で開催された、Tencentの人気ゲーム「王者栄耀(Honor of Kings)」の大会をサプライズ訪問したクックCEOは、ゲーム大会の様子や、買い物客らに笑顔で手を振る様子の動画をWeiboに公開しています。
クックCEOは動画のコメントで「成都で誕生した王者栄耀は、App Storeで世界的ヒットとなっています。TiMi Studio Groupと、才能あるゲーマーたちに感謝します。今夜のエネルギーは桁外れでした!」と述べています。
なお、「王者栄耀」は、iOS17.0.3へのアップデート後、iPhone15シリーズでのプレイ中の発熱が改善したとの声があります。
茶畑や小学校も訪問
クックCEOは、ゲーム大会の動画に続いて、四川省の地域開発をAppleが10年間にわたり支援していることを紹介し、茶畑の生産にiPadを活用する現場での写真を投稿しています。
その後、四川省雅安市の小学校を訪れたクックCEOは、iPadを活用して学習する子どもたちを笑顔で見守る写真も投稿しています。
クックCEO撮影?の写真は炎上気味
クックCEOは、成都市に到着後、自身のものとみられるiPhone15 Pro Maxを使って、観光名所である安順廊橋の夜景を投稿しています。
しかし、Appleの最新フラッグシップモデルで撮影された写真の出来が悪く、vivo X90 Pro+やHuawei Mate 60 Proといった中華系スマホに画質で負けている、との批判のコメントも相次いでいます。
Source:Tim Cook/Weibo, Bloomberg, MacRumors
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-556952/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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