白馬の高級リゾートで導入!投資別荘の予約・決済・収益管理を完結する、シンガポール発SaaS「Delta HQ」

近年は北海道ニセコ村や長野県白馬村、バリ島といったグローバルリゾートエリアでは国内外からの投資が増加し、投資別荘管理の需要が高まっている。特にニセコでは海外富裕層からの投資が多く見られており、効率的な運用システムが急務である。

このニーズに応えるべく、シンガポールに本社を置くスタートアップ企業ILUMINA PTE. LTD.は、投資別荘・ホテルコンドミニアム*1の管理業務をDX化する投資別荘向けSaaS「Delta HQ」をリリースした。

ホテルコンドミニアム*1…ホテル客室の購入者であるオーナーが、利用時以外に一般向けのホテル客室として貸し出す物件

投資別荘の運用業務を一元管理するDelta HQ

Delta HQは、複雑な投資別荘の運用業務を一元管理できるサービス。宿泊管理業務に必要な予約エンジン、自動決済、フロントデスク業務、清掃管理、収益管理など、すべてのオペレーションに対応している。

同サービスは「Delta PMS」「Delta Payment」「Delta Direct Booking」の3つの主要プロダクトで構成されている。

1つ目のDelta PMSは、別荘やコンドミニアム*1の貸出業務を自動化するプロパティマネジメントシステム。予約の受付からチェックアウト後の清掃スケジュール管理まで、すべてのプロセスをスムーズに一元管理できる。

2つ目のDelta Paymentは、宿泊代金やゲストサービス料金など発生する支払いをすべて集約する決済システム。

そして3つ目のDelta Direct Bookingは、運用収益を最大化する予約エンジンだ。Delta PMSの顧客管理システムと連携し、リピーター増加といった自社サイトからの予約率増加をサポート。ユーザーへのUI/UXの最適化に注力し、宿泊施設の収益拡大を目指す。

長野県白馬村の貸別荘管理会社がDelta HQ導入

Delta HQは、従来多くのソフトウェアやアナログ作業に分散して行われていた決済、チェックイン、清掃業務などの運用業務を一元管理し、投資別荘運用の効率化を実現。

さらに、物件オーナー向けのレポート作成、明細管理や収益分配ルールの細分化など、投資別荘独自の機能にも対応するという。

現在、同サービスは長野県白馬村エコーランド・八方地区を拠点とした高級貸別荘管理会社、Jade Hotel Groupで導入されているとのこと。

今後も、国内外のグローバルなリゾート地におけるDelta HQの需要拡大が期待されそうだ。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000129550.html

公式サイト:https://deltahq.jp/ja

(文・Haruka Isobe)


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