「Project Alaska」: Appleの次世代Vision Pro計画

Vision Pro 0617
 
Appleが開発中のVision Pro(第2世代)に関する情報を入手したとし、MacRumorsが伝えています。
 
MacRumorsによれば、Vision Pro(第2世代)の開発コードネームは「Project Alaska」、識別子はN109とのことです。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Vision Pro(第2世代)の開発状況に関する最新情報が報告された。
2. Vision Pro(第2世代)の開発コードネームは「Project Alaska」、識別子はN109。
3. 製造コスト削減を目的としたデザインの変更点や、主な仕様も判明。

製造コスト削減目的で、デザインを変更

Vision Pro(第2世代)のデザインはVision Proに似ていますが、スピーカー配置はVision Proと同じものと、変更したものの2種類が検討されているとMacRumorsは述べています。
 
また、ヘッドバンドのデザインもデザインも簡易なものが検討されており、この変更は製造コストを下げるために行われると予想されています。
 
なお、バッテリーは引き続き外付けとなる見込みです。

Vision Pro(第2世代)の主な仕様

Vision Pro(第2世代)の開発スケジュールに関しMacRumorsは、2025年に生産検証試験(PVT:Product Validation Test)を実施、2025年後半〜2026年の発売が計画されていると伝えています。
 
Vision Pro用マイクロ有機ELディスプレイはソニーが供給するようですが、Vision Pro(第2世代)のマイクロ有機ELディスプレイはLG Displayが供給するとみられています。この変更の主な理由は、製造規模拡大と製造コスト削減のためと推察されています。
 
MacRumorsが入手した情報に基づく、Vision Pro(第2世代)の主な仕様は下記の通りです。
 

仕様
ディスプレイ マイクロ有機ELディスプレイ x 2
カメラ TrueDepthカメラ x 1
コンピュータービジョン(CV)カメラ x 4
RGBカメラ x 2
センサー コンパス、環境光センサー、地磁気センサー
加速度センサー、ジャイロスコープ
通信 Wi-Fi、Bluetooth 5
オーディオ 超低遅延オーディオ
(ULLA:Ultra Low Latency Audio)
その他 赤外線イルミネーター x 2
瞳孔間距離(IPD)調整機構

 
 
Source:MacRumors
Photo:Apple
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