Bose SoundLink Flex〜これは現代の101MMか!高価格も納得の実力

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Bose SoundLink Flex Bluetooth® Speaker(以下、SoundLink Flex)とHomePod mini、ソニー SRS-BT50(以下、SRS-BT50)を比較しました。
 
SoundLink Flexの音質はHomePod miniとSRS-BT50を上回り、防水性能などから使い勝手はSRS-BT50を上回ると評価します。SoundLink Flexは今回の比較レビュー対象製品で最も高額ですが、価格に応じた高音質と使い勝手の良さを実現していると感じました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Bose SoundLink FlexとHomePod mini、ソニー SRS-BT50を、ポータブルスピーカーとして比較した。
2. Bose SoundLink Flexは小さなサイズにも関わらず音質が良く、Bose 101MMを彷彿とさせる良い製品と感じた。
3. シャワーを浴びるなど風呂場で使用する場合は最適な製品と評価、アプリ上から電源をオンにできるのも便利。

比較対象製品

BoseよりSoundLink Flexを貸し出して頂きましたので、筆者が使用するHomePod miniおよびSRS-BT50とを比較しました。
 
なお、筆者はHomePod miniでSiriなど各種機能について利便性を感じなかったため利用しておらず、ほぼ、寝室の置型スピーカーと化しています。
 
同様に、Amazon Echoも購入後すぐに売却しました。そのため、筆者の生活環境に合致しないスマートスピーカーとしての評価ではなく、ポータブルスピーカーとしての評価になります。
 
▼ 比較評価項目と評価結果
▼ 音質
▼ 使い勝手
▼ 防水性能
▼ 大きさ
▼ 駆動時間と充電環境
▼ Apple製品との相性
▼ まとめ
 

比較評価項目と評価結果

「音質」「使い勝手」「防水性能」「大きさ」「駆動時間と充電環境」「Apple製品との相性」の項目で比較評価した結果が下記の通りです。
 
装着感や音質の評価は、個人差(相性)がありますのでご了承ください。下記の評価点数は、製品による違いを明確にするためあえて差をつけています。
 

項目 Bose
SoundLink
Flex
HomePod
mini
SRS-BT50
音質 5 2 3
使い勝手 5 2 3
防水性能 5 0 3
大きさ 4 4 5
駆動時間と充電環境 5 2 4
Apple製品との
相性
4 5 3

 

音質

これまで、Bluetooth接続ワイヤレススピーカーの音質はこの程度だろうとSRS-BT50で満足していましたが、SoundLink Flexで同じ音楽を聞くとその認識が誤りだったことに気づきました。
 
もちろん、価格帯が異なりますのでそれも当然なのでしょうが、注目したいのは本体の大きさが大幅に異なるわけではない点です。昔使用したBose 101MMでもそう感じましたが、本体サイズが小さくても豊かな音質を実現しているのはBoseの美点です。
 
HomePod miniは、本体の小ささを加味しても音の広がりがなく、単に再生しているだけとしか感じられない貧弱な音質です。HomePodならこの点は改善されるのかもしれませんが、HomePod miniは事前の期待を大きく下回りました。
 
それが、全く使用しなくなった主な要因です。
 
Bose Soundlink Flex 10
 

使い勝手

SRS-BT50を使用する際は、手動で電源をオンにする必要があります。対して、SoundLink FlexはBose Connectアプリ上から(画面下に)選択するだけで自動的に電源がオンになります。
 
SoundLink Flexが離れた場所にある場合にそこまで移動せずにiPhoneやiPadから電源をオンにできますので、ワイヤレススピーカーの利点をこうした点でも活かしています。電源オフは、未使用時に電源オフになるまでの時間をアプリ上から選択できます。
 
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Bose Soundlink Flex 11
 

防水性能

SRS-BT50の防水性能はIPX2なので、多少濡れても大丈夫な程度であり、風呂場で使用する際はお湯や水がかからないように使用しています。
 
対して、SoundLink Flexの防水性能はIP67であり、水に落としても大丈夫なことをBoseは謳っています。シャワーを浴びる、風呂に入る際にも音楽を楽しみたいユーザーは安心して使用できるでしょう。
 
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大きさ

小さく持ち運びやすいのは、SRS-BT50です。HomePod miniはケーブルがあるハンデを差し引いても球形であり、持ち運ぶのを前提にした設計ではありません。
 
SoundLink FlexはSRS-BT50よりも大きいながら横幅に対して厚さが薄く、それほど大きさを感じさせません。
 
総じて、今回比較した3機種はいずれも小型です。
 
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駆動時間と充電環境

SoundLink FlexがUSB-C端子で充電可能なのに対し、SRS-BT50は専用のACアダプタを用いる必要があります。
 
ただし、ソニー SRS-XB100などの現行製品はUSB-C充電に対応していますので、この点は設計年度の違いが影響しています。
 
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Apple製品との相性

HomePod miniはApple製品と接続して使用するのを前提に設計されていますので、連携、Siriの利用などiPhoneやiPadと組み合わせて利用するのに便利です。
 
これを利用していない筆者には、宝の持ち腐れと言えるでしょう。
 
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まとめ

今回の比較レビューの結果は、販売当時は税込7,000円程度だったSRS-BT50が健闘、税込14,800円のHomePod miniは期待外れ、税込19,800円のSoundLink Flexの良さが際立つ結果になりました。
 
ワイヤレススピーカーとして比較した場合、それほど大きな差は生じないだろう、特に音質面での違いは小さいと予想していましたので、101MMを思い出させてくれたSoundLink Flexには驚きを感じました。
 
SoundLink Flex_3
 
 
Source:Bose SoundLink Flex Bluetooth Speaker
(FT729)


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