毎年この時期恒例の、2024年に発表されるAppleの新製品予想に続き、発表されることが期待できない新製品予想が伝えられました。
2023年に発表されるAppleの新製品予想の的中率はおよそ50%だったのに対し、発表されることが期待できない新製品予想の予想は100%でした。2024年に関する最大の注目は、iPhone SE(第4世代)です。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. 2024年中に発表されることが期待できないAppleの新製品予想が、今年も発表された。
2. iPhone SE(第4世代)が含まれているが、筆者は2024年9月に発表される可能性があると考えている。
3. 発表されることが期待できない製品はいずれも、以前から噂されながら開発に課題を抱えているもの。
2024年に発表されることが期待できない新製品
2024年に発表されることが期待できない新製品として、iPhone SE(第4世代)、AirTag(第2世代)、マイクロLEDディスプレイ搭載Apple Watch Ultra、iMac Pro後継モデル、折りたたみiPhoneもしくはiPadをMacRumorsは挙げています。
このうち、iPhone SE(第4世代)は2023年版でも取り上げられていました。さらに、2023年版で取り上げられていたApple Carと新型HomePod miniは、言及すらされなくなっています。
iPhone SE(第4世代)が9月に発表される可能性ありと予想
ただし、iPhone SE(第3世代)は2022年3月の発表から2年経過することを考えると、2024年中に突如発表される可能性があるのではと筆者は考えています。
その場合、iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズ発表時にiPhone13とiPhone14とiPhone14 Plusを廃番にし、iPhone SE(第4世代)を追加するのではないでしょうか。
これで、Lightning端子搭載iPhoneが一掃されることになります。
Appleは年内に、ホームボタンを搭載するiPad(第9世代)の販売を終了すると噂されていますので、同様にホームボタンを搭載するiPhone SE(第3世代)の販売も終了するのに適した時期かもしれません。
噂だけで、いつまでも発表されない理由は?
2024年版として取り上げられた製品はいずれも、開発や位置づけに課題をかかえていると各方面から指摘されているものです。
iPhone SE(第4世代)はApple自社開発の5Gモデムの開発遅れ、AirTag(第2世代)は実装する新機能の選定、マイクロLEDディスプレイ搭載Apple Watch UltraはモバイルサイズのマイクロLEDディスプレイの量産体制が確立されていないことなどです。
また、32インチと噂されるiMac Pro後継モデルはStudio DisplayとMac miniもしくはMac Studioとの組み合わせとどのように差別化するのか、折りたたみiPhoneもしくはiPadに市場性があるのか決めかねているのが、投入遅れの原因ではないかと筆者は推察しています。
Photo:MacRumors, AppleGeek(@Apple_Geek_Actu)/X
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-571594/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
Amazonベストセラー
Now loading...