iOS18の新機能「Safariブラウジングアシスタント」「暗号化されたビジュアルサーチ」の存在が確認された、と米メディアMacRumorsが報じています。iCloud+のプライバシー保護機能であるプライベートリレー機能を利用しており、iOS18で数多く追加される人工知能（AI）関連の新機能の一部かもしれません。
iOS18のバックエンドで発見、プライベートリレー機能を利用
AppleのiOS18向けバックエンドで「Safariブラウジングアシスタント」と「暗号化されたビジュアルサーチ」機能を発見したニコラス・アルバレス氏（＠nicolas09F9）は、両機能ともに、Appleへのデータ送信にiCloud+のプライベートリレー機能を使っており、IPアドレスを非公開にできるようだ、と述べています。
Spotlight検索のビジュアルサーチ機能は、「暗号化されたビジュアルサーチ」はプライバシー保護機能が強化されるのか、検索結果も変わるのだろうか、とアルバレス氏は疑問を投げかけています。
Visual search in Spotlight was already a thing, I wonder what changes here. Just better privacy, or will it change what the results are like too?
— Nicolás Álvarez (@nicolas09F9) April 10, 2024
Have fun speculating about what the browsing assistant is about
AIを活用したページ内容要約機能？
「ブラウジングアシスタント機能」は、iOS18で導入される数多くの人工知能（AI）を活用した新機能のひとつではないか、とMacRumorsは推測しています。
既存のブラウザアプリでも、MicrosoftのEdgeアプリで利用できるCopilotや、Arc Searchでは、Webページの内容を自動要約する機能が利用可能です。
未公開のVision Pro機能？「画像を調べる」に関連？
2023年6月に開発者向けベータが提供されたvisionOSから、視界にある文字情報をコピー＆ペーストできる「ビジュアルサーチ」機能が発見されていました。ただし、この機能はまだ利用可能になっていません。
「暗号化されたビジュアルサーチ」は、上述のビジュアルサーチ機能のプライバシー強化版である可能性のほか、iPhoneで写真や動画から被写体を識別できる「画像を調べる（Visual Lookup）」機能に関連している可能性もあります。
iOS18は見た目も大幅に変化か
iOS18は、現地時間6月10日に開幕する世界開発者会議（WWDC24）で発表され、開発者向けベータが提供された後、例年どおりなら9月に一般ユーザー向け正式版が公開されます。
iOS18については、AIを活用した多くの新機能だけでなく、画面デザインの刷新、アプリアイコン配置の自由度が増すなど、見た目に分かりやすい大規模な変更が噂されています。
Source: MacRumors
- Original:https://iphone-mania.jp/news-578630/
- Source:iPhone Mania
- Author:hato
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