【趣味の傑作ギア買い物リスト】
映像、音響、ゲームとあらゆるエンタメ分野が進化する2024年。4K高画質のテレビや超大画面プロジェクター、音楽リスニング向けスピーカーと理想環境の構築に向けた最新のAV機器をピックアップする。
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サブスクで映像も音楽も世界中のコンテンツが楽しめる昨今。AV評論家の折原さんは「そんな時代だからこそ、体験の質を左右するのはハードウェア。大画面&高画質と臨場感のあるサウンドは、いつの時代も本流だ」と語る。
まずはリビングエンタメの主役である大画面。
「LGの有機ELテレビは、壁掛けライクに設置できるコードレス設計で、スマートさに振り切ったモデルです」
プロジェクター+スクリーンに切り替えるのも今風だ。
「BenQのX500iは、高輝度かつ投射距離が短く、導入しやすいのが利点。サブスク配信目当てなら中国の人気ブランドDangbei Atomも便利ですね」
オーディオからは、敢えてこだわりのスピーカーをセレクト。
「JBLの一体型スピーカーL42msは、巨大な木製キャビネットの外見なのにスマホ&ワイヤレスで音楽を流せる逸品。デジタル系に振り切るならLEDライティングを備えたEdifierのQR65なんて面白いアイテムですね」
今どきの利便性とクオリティにプラスして、遊び心のあるアイテムを選ぶこと。それが理想環境構築の秘訣だと言える。
AV評論家/折原一也さん
雑誌やWebなど多彩なメディアで活動するオーディオ&ビジュアルライター/AV評論家。オーディオビジュアルアワード「VGP」審査員も務める。YouTube「オリチャンネル」で発信中
1. インテリアに溶け込む究極の大画面
LGエレクトロニクス
「有機ELテレビ OLED77M3PJA」(実勢価格:99万円前後)
インテリアに溶け込むデザインも世界的な薄型テレビのトレンド。画質の設計は2023年の上位有機ELテレビと同等ですが、贅沢を極めるならM3が欲しくなるかも(折原さん)
壁掛けライクに設置可能となる「One Wall Design」を採用する77V型の大型有機ELテレビ。配線フリーな「ZeroConnect Box」により、世界初の4K120Hzワイヤレス技術を採用。画質・音質のみならず、見た目にもこだわる人向けのハイエンド機種だ。
▲LGのサブスク動画アクセスは独自OS「webOS 23」を採用。各社サブスクネット配信以外にもTVerなど日本のローカル仕様もカバー
▲LGは映像エンジンにAI技術を統合する先進ブランド。スポーツや映画などのジャンル別に画質のみならずサウンドも最適化
2. 部屋の照明を点けたままでも視聴可能!
BenQ
「X500i 短焦点 ゲーミングプロジェクター」(実勢価格:26万5000円前後)
名前通りゲーミング向けに最大240Hzのリフレッシュレート(最大解像度フルHD)と4.16msの応答速度も備えるモデル。ゲーミングと映像エンタメの二刀流でも活躍してくれるモデルです!!(折原さん)
BenQが「X Series ゲーミングプロジェクター」として投入する最新ライン。4KHDRの高画質表示と共に、2200ANSIルーメンの高輝度。部屋の照明を点けたままでも視聴可能なので利用シーンもぐっと広がります。
▲Google認証のAndroid TVが内蔵されており、Netflix、Prime Video、YouTubeなどをワンボディで視聴できる
▲プロジェクターの投影比は0.69~0.83で1.2倍の光学ズーム機能を搭載。1.5mの距離から100インチの超大画面投写が可能だ
3. 薄型ながら 薄型ながら1200ISOルーメンの輝度!
Dangbei
「Dangbei Atom」(実勢価格:13万4800円前後)
据え置きタイプながら薄型、しかも1200ISOルーメンの高輝度と必要十分なスペックが揃うモデル。Google TV搭載のため、サブスクに対応する安心感が大きいのも推しポイント(折原さん)
中国の人気プロジェクターブランドが手掛けるレーザー光源搭載の薄型モデル。Google TV搭載によってNetflix、Prime Videoなどの各社サブスクにも対応。アルミニウム合金材質による筐体も美しい。
▲1080p画質で最大180インチの投射に対応。ALPDレーザーテクノロジーにより輝度スペック1200ISOルーメンと明るさも十分
▲5Wの本体内蔵スピーカーはDolby Audio対応で音の臨場感も再現。Bluetoothスピーカーなどによる外部スピーカーも拡張可
4. アナログな見た目によらず、先進機能満載!
JBL
「L42ms」(15万4000円)
米国を代表するオーディオブランドのJBLらしく、巨大サイズでパワフルな高音質に突っ走るモデル。趣味性の高いデザインながら、Wi-Fi対応をはじめ、中身は最先端です(折原さん)
象徴的なJBL Quadrexグリルが取り付けられた大型一体型ネットワークスピーカー。4インチ(100㎜)径のピュアパルプコーン・ウーファー2基とウェーブガイドを装備。規格外のパワフルなサウンドが自慢だ。
▲Apple Airplay 2、Google Chromecast、Spotify Connect、Amazon Music、Qobuz、そしてBluetoothなどのワイヤレス系も充実
▲アナログステレオ入力、24ビット/96kHz DAC、Toslink、HDMIARCに対応。ネットはWi-Fiだけでなく有線LANも使える
5. ユニークな見た目を擁する実力派スピーカー
Edifier
「ED-QR65」(実勢価格:4万9800円前後)
個性的過ぎる外見に注目が集まりがちだが、本格的なオーディオ設計、PC・スマホともハイレゾ接続可能と本格派。ザ・現代の全部入りスピーカーとして要注目です!!(折原さん)
前面がクリアでインフィニティミラー構造、LEDライトも搭載とSFチックな外見のステレオスピーカー。Bluetoothでスマホ接続でもPCとUSBでも利用可能。GaN充電器搭載によりスマホ充電器になる所もユニーク。
▲2ウェイスピーカー搭載で出力は定格70Wとパワフル。内部筐体の設計やデジタル信号処理までオーディオ設計もハイレベル
▲ハイレゾ対応の96kHz/24bit USB-DAC接続、アナログ音声対応。更にBluetoothはLDACコーデックで最大990Kbps対応と汎用性抜群
6. 手軽に3Dサラウンドを楽しみたい入門者にも最適!
ヤマハ
「SR-X40A」(実勢価格:6万6420円前後)
既に薄型テレビを所有している人にはサウンドバーによるパワーアップがお手軽。ヤマハSR-X40Aは、一体型でも臨場感に優れた映画のサラウンドを再現できますよ(折原さん)
ワンボディでDolby Atmosの立体音響対応を果たした、こだわりの音を持つホームシアター志向のサウンドバー。HDMIeARC対応はもちろん、Wi-Fi内蔵とSpotifyコネクト、AirPlay 2対応などによって音楽リスニングもカバーする。
▲30Wのパワーを持つ前方スピーカー各2基、内蔵サブウーファー2基、高さを再現する上方スピーカーを搭載し、総合出力180Wを誇る
▲上向きのイネーブルドスピーカーを活用することで、サブスク動画配信のDolby Atmos音源を臨場感のある3Dサラウンドで再現する
※2024年4月6日発売「GoodsPress」5月号32-33ページの記事をもとに構成しています
<文/折原一也、GoodsPress編集部>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/596373/
- Source:&GP
- Author:&GP
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