月面探査ロボ「SORA-Q」と月着陸実証機「SLIM」がトミカプレミアムで出るぞ!

「SORA-Q」とは、タカラトミーがJAXAやソニーグループ、同志社大学と共同開発した超小型の変形型月面探査ロボット「LEV-2」の愛称です。タカラトミーが玩具作りで培った小型化・軽量化の知見を活かし、直径約8cm・質量約250グラムを実現。2023年9月7日にJAXAの小型月着陸実証機「SLIM」に搭載され、月に向けて打上げられました。そして、2024年1月20日に日本初の月面着陸と月面の撮影に成功し、世界最小・最軽量の月面探査ロボットとされています(※JAXA調べ、2024年1月25日時点)。

その「SORA-Q」と「SLIM」が、ダイキャスト製ミニカー「トミカ」の“大人のためのトミカ”シリーズ「トミカプレミアム」から登場。それが、「トミカプレミアム SORA-Q & SLIM」(2750円)。2024年5月31日までトミカ専門店「トミカショップ」、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」で予約受付を行い、日本初の月面着陸1周年となる2025年1月20日に受注生産にて発売予定です。

もともと「SORA-Q」は着陸機「SLIM」から球体のまま放出されて、月面に着陸すると変形を開始し、走行可能な月面ロボットへとその姿を変えるというギミックがあります。これにはタカラトミーが「トランスフォーマー」などで培った変形機構に関わる技術が活用されています。

今回のトミカプレミアムでは、変形後の「SORA-Q」の形状を1/2.5スケールで再現。尻尾のようなスタビライザーや両輪、撮影ミッションのためのカメラ部分などが可動します。独特なバタフライ走行を手動で再現して楽しむこともできます。

着陸機の「SLIM」は1/40スケールで再現しており、特徴的な外観の形状や、ソーラーパネル・表面の質感などのディティールが細かく表現されています。

ちなみに、SLIMは将来の月惑星探査に必要な高精度着陸技術を実証するための小型探査機で、従来の「降りやすいところに降りる」探査ではなく、「降りたいところに降りる」探査を目指したという、意義深い探査機といえます。

今回のトミカプレミアムには「SORA-Q」と「SLIM」のセットのほか、月面をイメージした台座も付属。月面着陸の様子をデスクに飾って眺めたり、たまに動かして遊んだりなど親子でも楽しめます。

なお、JAXAの保有する意匠や著作物の活用、商品化許諾を行い、宇宙航空の魅力を地上の生活へ届けるブランド「JAXA LABEL DESIGN」付与商品として発売されます。ミッションを終えて今も月面に残ったままの、世界最小・最軽量の月面探査ロボットに思いを馳せてみませんか?

© TOMY © JAXA ©JAXA/タカラトミー/ソニーグループ(株)/同志社大学

>> タカラトミー「トミカプレミアム SORA-Q & SLIM」

<文/&GP>

 

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