寒さの深まりと共に、アウトドアでの焚き火のぬくもりが一段と魅力的に感じられる季節の到来です。「定番焚き火台もいいけれど、今年はちょっと個性的な焚き火台が欲しいかな」なんて思案中のあなたに、高感度なキャンプ愛好家から注目を集めるTAKIBISMの新作をご紹介します。
TAKIBISMとは、鎌倉を拠点に活動するアウトドアライフアドバイザー・寒川一氏と、香川県高松市を拠点に鉄作家としても活動する槙塚鉄工所の槇塚登さんによるこだわりの焚き火道具ブランド。個性的なフォルムに日本のクラフトマンシップが息づく数々のプロダクトを世に送り出していますが、この秋は宮城県石巻市を拠点に金属加工業を営む三和工業との協業によるコラボレーション“TAKIBISM x ISHINOMAKIプロジェクト”の第二弾が登場。
昨年実施の第一弾と同じく、設計・製造においては三和工業と協業。さらに今回は同じく石巻市在住のデザイナー・阿部友希氏が新たに参加。「小さな焚き火、美しい焚き火の深化版」をコンセプトとした、より洗練された製品群をラインナップしています。
「STONE QUEST ISHINOMAKI」(3万4800円・3万9800円)は、TAKIBISMの人気商品“JIKABI”シリーズの流れを汲んだロースタイルの低床焚き火台。本体直径47.5cm、火を焚く炉皿もシリーズ最大となる33cmのビッグサイズで、外周には拾った石をセットできる大きなスリットを装備。すなわち自分たちで探してきた石を組み合わせることで、世界に一つだけの焚き火台が完成するというユニークな仕様を備えます。
炎の周りに石を置くことで風を防ぐと共に、鍋や網を載せた際の安定感をアップ。また自分の手でかまどそのものから作りあげるという、アウトドア本来のプリミティブな喜びも味わえます。好みやキャンプスタイルに合わせて選択できるよう、脚部はネジ止め式(3万4800円)のほかに、携行や収納に便利な折りたたみ式(3万9800円)をラインナップ。
一方、「JIKABI TWIN ISHINOMAKI」(6万9800円)は、大小2種類の焚き火を同時に楽しめるツイン仕様の焚き火台です。こちらも“JIKABI”シリーズと同様、低い高さから迫力ある炎が楽しめる直火感覚の焚き火台なのですが、展開時の全幅は87.5cmとかなりのビッグサイズ。
巨大なサイズに一瞬たじろぎますが、中央のヒンジで二つ折りにできるから持ち運びはラク。また二つの炉皿はあえて大小異なるサイズに設定しているので、一方は大きな薪をワイルドに組んだ美しい焚き火、もう一方は集めた小枝で小さな炎を焚いたりと、種類の異なる2つの焚き火を楽しむことが可能です。
また、これら焚き火台の上で調理や湯沸かしを行う際に、ぜひ一緒に使いたいのが「GOTOKU EXPAND ISHINOMAKI」(1万7800円)。その名の通り焚き火台の上で使用するための伸縮式五徳で、前述の2つの焚き火台と同じく三和工業の職人により発案され、阿部友希氏が設計・デザインを担当したものです。
使わないときは薄くスリムに畳める一方、耐荷重10kgのしっかりした作りで、重い鍋やケトルにも対応します。火との距離を自在に調整できるので、多彩な用途に活用できます。
3製品いずれも10月16日より発売中。ありきたりな焚き火にちょっと退屈している人、石で組み上げたかまどが懐かしいなんて思っちゃう人はぜひチェックを。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/635087/
- Source:&GP
- Author:&GP
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