Deff（ディーフ）から発売された、iPhone16シリーズ用カメラレンズカバーを、iPhone16 Proに装着して試しました。透明なクリアタイプと、アルミニウム合金と強化ガラスのハイブリッドタイプの2種類について、装着の簡単さ、撮影への影響などを徹底チェックしました。
本記事には、メーカーから提供いただいたレビュー用のサンプル品を使用しています。
iPhoneカメラの修理代金は高額！本体や画面だけでなくカメラも保護を
iPhone16シリーズのカメラは、大きく飛び出していることもあり、落下などで強い衝撃が加わった際に破損しやすい箇所でもあります。
破損してAppleに修理を依頼した場合の料金は、3眼カメラのiPhone16 ProとiPhone16 Pro Maxで38,800円、2眼カメラのiPhone16とiPhone16 Plusでも23,800円と高額です。
写真はあまり撮らないという方でも、決済用の2次元バーコード読み取りなど、日常生活でiPhoneのカメラを使う機会は多いことから、本体ケースやガラスフィルムと同様、カメラも保護が必要でしょう。
クリアとアルミニウムの2タイプのカメラカバー
DeffのiPhone16シリーズ用カメラレンズカバーは、2タイプが用意されています。
「CLEAR CAMERA LENS COVER」は、iPhoneの本体カラーを活かせる透明なアクリルと強化ガラスを用いており、iPhone16シリーズの全モデルに対応します。
「HYBRID CAMERA LENS COVER」は、金属加工製品の企画・製造を手掛けてきたDeffならではの、削り出しのアルミニウム合金（A6013）と、AGC製の強化ガラスを組み合わせており、iPhone16 ProとiPhone16 Pro Maxに対応します。
カラーは、ブラック、グラファイト、シルバー、ピンクゴールドの4色が用意されています。
Deffダイレクトでの販売価格は以下のとおりです。
- CLEAR CAMERA LENS COVER：1,380円
- HYBRID CAMERA LENS COVER：1,980円
iPhone16 Proに装着！
筆者のiPhone16 Pro（ブラックチタニウム）に、Deffのカメラレンズカバーを装着してみます。
Deffのカメラレンズカバーのパッケージには、レンズカバー本体とクリーニングクロスが同梱されています。
iPhone16 Proは、突起が大きいこともあり、カメラレンズの周囲に汚れが目立ちやすくなっています。汚れが砂などの硬い粒子であれば、カメラレンズを傷つける可能性もあります。
装着の前に、背面カメラを付属のクリーニングクロスできれいにします。
筆者の場合、クリーニングクロスで拭いただけでは汚れを落としきれず、綿棒に消毒用アルコールをつけてさらに拭き取ってみました。
装着は、位置を合わせてカメラの上からかぶせて、貼り付けるだけとシンプルです。
フラットでツルツルなクリアタイプ
「CLEAR CAMERA LENS COVER」は、表面がツルツルでフラットになります。カメラレンズ周囲への汚れの付着を完全に防いでくれます。
Deff製の、回転式のMagSafeリングを搭載した「ETANZE」ケースと合わせてみました。背面カメラ周囲の枠と、レンズカバーが同じ高さになりスッキリした印象になります。
なお、Deff製品でも、アラミド繊維製の極薄軽量ケース「DURO」は一部が干渉するので使用できません。
iPhoneカメラの動作に配慮したデザインのハイブリッド対応
「HYBRID CAMERA LENS COVER」は、アルミニウム合金のメタリックな質感が、iPhone16 Proとよくマッチします。
チタニウムブラックのiPhone16 Proと、「HYBRID CAMERA LENS COVER」のブラックを合わせると、統一感があります。
カバーは薄く、カメラレンズを強化ガラスでカバーしています。LiDARセンサー、LEDフラッシュ、マイク部分には穴が空いています。
LEDフラッシュやLiDARセンサーの開口部には傾斜がつけられています。Deffによると、Appleの資料をもとにテーパー加工して動作に影響しないようにしているとのことです。
カバーの有無で写真を撮り比べ！
カバーの有無で写真撮影への影響がないかを、通常の室内撮影、ナイトモード撮影、フラッシュ撮影でぬいぐるみを撮影して比較してみました。
テスト1：室内撮影
まず、通常の室内撮影です。
カバーなしはこちら。
クリアタイプのカバーを装着した写真がこちら。
ハイブリッドカバーを装着した写真がこちらです。
テスト2：ナイトモード撮影
次に、三脚で固定したiPhoneを使って、部屋を薄暗くしてナイトモードで撮影しました。露出時間はいずれも5秒でした。
カバーなしはこちら。
クリアタイプのカバーを装着した写真がこちら。
ハイブリッドカバーを装着した写真がこちらです。
テスト3：フラッシュ撮影
最後は、暗い部屋でフラッシュを強制発光させての撮影です。
カバーなしはこちら。
クリアタイプのカバーを装着した写真がこちら。
ハイブリッドカバーを装着した写真がこちらです。
カメラ画質に影響なし、安心してカメラを保護しよう
クリアタイプ、ハイブリッドタイプのいずれも、カバーの装着による写真への影響は見当たりませんでした。写真の画質への影響を心配せず、カメラを保護できそうです。
iPhone16シリーズの大きなカメラは、高画質な写真や動画を撮影できる一方で、大きく飛び出していて破損が心配になります。
カメラが故障すると高額な修理費用が必要となるのに加えて、iPhoneが使えない時間も発生してしまいます。
カメラレンズカバーで、iPhone16シリーズのカメラをしっかり、そしてスタイリッシュに保護しましょう。
参照：Deff (1), (2), Deffダイレクト(1), (2), Amazon, 楽天市場
- Original:https://iphone-mania.jp/goods-590584/
- Source:iPhone Mania
- Author:hato
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