日常使いもフィットネスも休日のレジャーも。ブランド別スマートウォッチ12本【マスターピースウオッチカタログ】

【マスターピースウオッチカタログ】

メッセージの通知や通話機能、運動時の心拍測定やGPS測位によるマッピング、ストレスの測定や体調不良の検知などなど。年々進化が止まらないスマートウォッチだが、2024年は特に多くの新作が登場した。そこで今回は、群雄割拠の時代に突入したウェアラブル業界の必見ブランドと注目デバイスを紹介する!

*  *  *

2024年はスマートウォッチの新作が大豊作だった。特に9月に発表された「Apple Warch Series 10」と「Goodle Pixel Wath 3」はシリーズを通しての期待感が高かったこともあり、登場時には多くのガジェット好きの間で話題に。この両製品に共通するバージョンアップ要素がケースサイズの拡大や大型サイズの追加だ。

近年スマートウォッチに求められる機能が多岐にわたることで、必然的にディスプレイの視認性や操作感がトレンド化。それに応える形での進化と言えるだろう。実際、一度試すとその使いやすさは直感的に理解できるはずだ。

また、過酷なアクティビティに耐えうるタフさや専用モードの搭載など、アウトドアシーンに特化したモデルも相変わらず人気だ。ハイエンド帯ではGarminの「fēnix 8」やHUAWEIの「HUAWEI WATCH Ultimate」が進化して登場。トレイルランニングやマリンスポーツ、ゴルフなど自分がどんなアクティビティをしたいかで選ぶのが吉だ。

一方でコストパフォーマンスに優れた低価格帯も隙がない。AmazfitもXiaomiも価格こそ安いが必要な機能は揃っているので、初めての1本や気分で使い分けるファッション小物的なチョイスとしても、きっと賢い選択肢になるはずだ。

GoodsPress編集部員 古澤健太郎
アウトドア担当。趣味の登山やトレラン時にはGPSやマップ機能のあるスマートウォッチを愛用中。就寝時にも着用し、校了日近くのボロボロ睡眠データも一応記録している

<Apple>

1. ケースサイズ拡大&明るさ向上でより見やすくなったスマートウォッチの大本命!

アップル
「Apple Watch Series 10」(5万9800円〜)

デザイン面のリニューアルは約3年ぶり。ビジネスシーンやワークアウト、体調管理などその先進性と多才ぶりには驚かされます。(古澤)

46mmと42mmの2種類のケースサイズから選択でき、従来よりも1mm広く設計したことで表示領域を拡大化。また広視野角のOLEDを採用したことで斜めからの視認性もアップ。それでいてさらに薄型化したなど、デザイン面でも大きな変化を果たした最新モデルだ。

▲シリーズのなかで最も薄くなった点もトピックスのひとつ。よりスマートな着用感が体験できる

▲ヘルス機能も進化。加速度センサーでモニタリングすることで睡眠時無呼吸の検知もできる

▲画面が広がったことでメッセージをもう1行多く表示でき、パスコードも入力しやすくなった

<Garmin>

2. Garminの最先端技術を注ぎ込んだフラッグシップモデル

ガーミン
「fēnix 8 Sapphire AMOLED 47mm」(17万8000円)

航空・船舶・自動車の分野で培われた精度の高さとタフネスさが魅力のブランド。スポーツや健康管理の機能が充実したモデルが多いのも特徴です

スマートウォッチモードで約16日間の稼働が可能な長時間バッテリーを搭載。睡眠中のデータや長時間のアクティビティ中のデータを途切れさせずに計測し続けることが可能。また、新たにスピーカーとデュアルマイクを搭載しており、音声操作や音声アシスタントの利用もできる。

▲トレイルランニングやスイミング、マウンテンバイクなど豊富なスポーツアプリを搭載

▲睡眠の質を採点する「睡眠スコア」機能も。自分に合わせた改善アドバイスを受け取れる

3. ウェルネス&スマート機能がさらに充実

ガーミン
「Lily 2 Active」(5万2800円)

ウェルネスサポート機能を備えた女性向けシリーズ「Lily」の最新モデル。シリーズ初のGPS搭載により屋外スポーツも可能に。女性の家族やパートナーへのプレゼントにもオススメだ。

4. シリーズのエッセンスを凝縮したエントリーモデル

ガーミン
「fēnix E 47mm」(13万8000円)

タフネス設計や様々なスポーツの計測・分析機能のほか、AMOLEDディスプレイ、スマート機能など「fēnix」シリーズのエッセンスを凝縮。最初の1本にオススメ。

5. Googleの各種デバイスとの連携機能も便利な最新ウォッチ

グーグル
「Google Pixel Watch 3」(5万2800円~)

同社のスマートホームやスマートフォンとの連携機能が便利。Pixelユーザーならぜひ導入を検討したい!

45mmと41mmの2サイズをラインナップ。どちらも前機種より画面サイズが大きくなっており、45mmモデルは40%も拡大した。また明るさと反応速度も向上したので、表示された情報が見やすくスクロールも簡単だ。また、バッテリー容量も増加しているのも嬉しいポイント。

▲Googleのスマートホームと連携することで、撮影した映像をいつでも手元から確認できる

▲ワークアウト中のデータを正確に計測。自分の目標に合わせてカスタマイズも可能だ

<Amazfit>

6. 登山者のニーズに応える“冒険仕様”のスマートウォッチ

Amazfit
「Amazfit T-Rex 3」(3万9900円)

コスパに優れたウェアラブルデバイスを多く手掛けるブランド。それでいて本格的なアウトドア機能も充実しているモデルも揃っています

アウトドア特化型のモデル。ダウンロードしたオフラインマップ上で、登山アプリで作成した登山ルートをインポートしてナビゲーションする機能を搭載しており、手元で素早く現在位置の確認が行える。グローブ(厚さ2mm未満)をつけたまま操作できるのも便利。

▲10ATM(気圧)防水グレードに対応するほか、衝撃や高温/低温などの過酷な環境にも耐えうる

7. よりスタイリッシュに生まれ変わったエントリーモデル

Amazfit
「Amazfit Bip5 Unity」(1万1900円)

厚みはわずか10mm、重さわずか25g(ウォッチボディ単独)のスリムなスマートウォッチ。手頃な価格ながら、マイクとスピーカーによるBluetooth通話機能やAmazon Alexaの操作もOKなど必要な機能はしっかり網羅されている。

<Xiaomi>

8. ヘルスモニタリング機能制度も向上したハイコスパモデル

シャオミ
「Xiaomi Smart Band 9 Pro」(9280円)

カラバリやデザインが豊富。コスパを重視したい人や、スマートウォッチの便利さを試してみたい人はぜひチェックして欲しいブランドです!

新たにコンパス機能を搭載し、スマホが無くても手軽にランニングが可能に。1.74インチの有機ELベゼルレスディスプレイのほか、最大21日間の長時間バッテリーと最短75分でフル充電可能な高速充電機能など利便性も高い。

▲「Smart Band 9 Pro」は心拍数と血中酸素レベルのモニタリング機能の精度が向上。睡眠時を含めたストレスのモニタリングも可能だ

9. 交換できる万能ベゼルで自分仕様にカスタマイズ!

シャオミ
「Xiaomi Watch S3」(1万8980円)

着せ替え用ベゼルを装着することで、サウンドとともに専用ウォッチフェイスに切り替えが可能。また、高リフレッシュレートと鮮明な画質の備えた1.43インチの大型AMOLEDディスプレイも搭載しており視認性も◎。

<HUAWEI>

10. ディティールや素材にもこだわったハイエンドモデル

ファーウェイ
「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」(4万8180円)

HUAWEIからは3シリーズが同時期にリリース。各種機能の進化に加え、新色や新デザインにも注目です。ゴルフ機能が充実しているのも魅力!

サファイアガラスのディスプレイや高純度のチタニウムボディなど、プレミアムな素材と高級感のあるデザインが目を引く1本。ビジネスシーンはもちろん、様々なスポーツシーンでの利用まで幅広く活躍する。

▲ゴルフ場マップが利用可能。バンカーや池までの距離がひと目で分かるほか、グリーンの方向や距離、傾斜も把握できる

▲防水機能が強化され、水深40mのフリーダイビングに対応する。水深や時間の計測機能も充実

11. ラグジュアリーなデザインも魅力のシリーズ5代目

ファーウェイ
「HUAWAI WATCH GT 5」(3万3880円)

HUAWEIの代表的な「GTシリーズ」の最新モデルで、シーンを問わず着用できるデザインと進化したスポーツモニタリングを高水準で両立。人気のゴルフナビ機能を前モデルから引き継ぎつつも、耐久性やGPS精度、健康管理機能などは全面的にパワーアップしている。

▲通常使用で約2週間(46mmの場合。41mmは約1週間)バッテリーが持続。継続的にログが記録できる

▲「HUAWEI TruSenseシステム」を新搭載。ストレスの指標となる「情緒測定」も可能になった

12. 新色のグリーンカラーがゴルフシーンにも映える

ファーウェイ
「HUAWEI WATCH Ultimate グリーン」(14万1680円)

同ブランドのアウトドアウォッチとして最上位のスペックを誇るモデル。1打前の飛距離を表示する機能や傾斜の補正表示機能など、ゴルフ時に便利なプレミアム機能が限定搭載されており、これらを駆使してより戦略的なプレーができる。

▲チタニウムベルトのほか、ニトリルゴムベルトやコンポジットウーブンベルトへの換装もできる

▲ゴルフ機能のほか、水深約100mまでダイビング可能な防水性能、100時間以上の連続ログが可能なエクスペディションモードも完備

>> 特集【マスターピースウオッチカタログ】

※2024年12月6日発売「GoodsPress」1-2月合併号96-99ページの記事をもとに構成しています

<文/GoodsPress編集部>

 

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